宗教にのめり込むのは誰のため?

宗教にのめり込むのは誰のため?

ある宗教では、その組織に参加することが、「自分や家族が救われる唯一の方法」だと主張し、それを聞いた方は宗教にのめり込んでいきます。

もし、自分自身の悩みを抱えていたり、家庭の不和があった時は、その言葉は魅力的に感じると思います。本当に救われたい、家族を助けたいと思い、必死に信奉するでしょう。そして、周りがその宗教をやめたほうがいいと言っても、その言葉は当人に届くことはありません。自分と家族を助けるために、その目的を果たそうと必死だからです。

もし、大切な家族が宗教にのめり込んでしまった時は、病気と同じですが、その人の問題だけと捉えないことです。その状態を偶然と捉えず、現実に起きていることは必然であると考え、宗教にのめり込む理由は必ずあるので、その理由を自分視点で考えることがいいでしょう。そして、宗教にのめり込ませているのは自分自身だという自覚と認識が持てると、選択するものや行動が変わってきます。

私も、すべて現実を作り出してきたという視点で考え、解釈を進めてきたことで、うつ病も、宗教や家族問題、トラウマによる問題も自己解決してきましたので、参考になりましたら幸いです。

宗教脱退による内容証明は必要なのか

宗教脱退による内容証明は必要なのか

私たち国民は、憲法20条の「信教の自由」により、何を信じるか信じないかという選択の自由は保障されています。そして、個人によるその自由は、宗教団体よりも優先されるべきです。個人の自由権に基づいて、団体は成り立っています。

参考資料
4か月で行政書士の合格を目指す行政書士通信講座
内容証明net 東京中央法務オフィス
Q&A宗教トラブル110番

ですから、宗教組織から離れたい、やめたいと思った時は、意思表明だけでいいはずですが、私は、創価学会からエホバの証人に宗教を変えた時には、内容証明による手続きをしました。それは、確実に創価学会との関わりを断ち切ったほうがいいということで、内容証明により手続きをエホバの組織から勧められました。

しかし今思うと、完全な神、全知全能のエホバ神であり、心を見ることができる神といわれていたので、内容証明による手続きはいらなかったのではないかと思います。人間側の気持ちの問題であって、神視点で考えればいらなかったんじゃないかな。当時は何も考えてもおらず、言われた通りに手続きしました。

その後、納得にいかないこともありエホバの証人から脱退しましたが、その時は私も夫も意思表明だけでした。特に何の手続きもしていません。

内容証明による手続きをされている方は、何かしらの組織とのトラブルがあり、内容証明手続きをされています。ストーカー被害などあっていたり、脅迫や金銭トラブルなどがある場合は、内容証明による手続きをして、確実に脱退、脱会を証明されたほうがいいと思います。

※法律の専門家ではありませんので、手続きなど詳細は、弁護士などの専門家にご相談、お問い合わせください。
弁護士ドットコム

宗教の勧誘に大学生が狙われる理由

宗教の勧誘に大学生が狙われる理由

宗教問題に関して調べてみると、近年では、大学生が標的となっている「キャンパスカルト」により、大学内外で宗教の勧誘が増えているそうです。

社会問題化した宗教団体「摂理」がコロナ禍で有名大学で勧誘を活発化 SNSを駆使した巧妙な手口 AERA dot.
若者を餌食にする「キャンパスカルト」の正体(2) 偽装サークルで勧誘 Asagei Biz
【学生の皆さんへ】カルト的宗教団体の勧誘に注意してください 新潟大学
「キリスト教」を名乗る団体について 青山学院大学

どうして若者たちが狙われるのか。

その理由の一つは、若さゆえに人を信用しやすく、断ることができないからではないでしょうか。守られ過ぎた環境のため社会性も低く、少し仲がよくなると疑うことなく、人を信用してしまうのかもしれません。悩みを持っていたら、ほんの僅かな心の隙間に入り込みやすくなり、その対応が心地よくもなります。または、プライドが高いために、まさか自分が騙されるはずはないと思っているのかもしれませんし、向上心や承認欲求も関係してくると思います。

そして、重要な点は、勧誘されることを本人が望んでいるという視点を持つことです。もし、お子さんが宗教の勧誘を受け、家を出ていくなり、家から離れて宗教にハマっていくのなら、それさえも望んでいるのはあなたなのです。受け入れがたいことですが、双方、その状態を望んでいるという視点をぜひ持って欲しい。

では、なぜ、勧誘されることを若者たちが望んでしまうのか。宗教にハマるのは一種の「逃避」です。現実問題からの逃避であったり、家庭内の居心地の悪さからの逃避であったり、親の支配からの逃避だったりもします。ぜひ、子どもたちが何から逃げたいのか考えてみてください。

そして、もし、宗教の勧誘により苦しんでいたり、つらい思いをされているのなら、「罪悪」も関係してきます。現在の罪悪というよりも、過去や全く認識のできていない罪悪です。罪悪に限らず、どうしてそういう行動を取っているのか、その理由は、内海式精神構造分析法により見つけ出すことができます。

ほんの少しの視点の違いで、宗教の勧誘の原因が違ったものになりますので、本当に解決させたいのなら、自分のどこに問題があるのかと、外側ではなく内側に問うて考えてくださればと思います。私もそうしてうつ病も、人間関係の問題も、トラウマ問題、宗教問題も、自分なりに向き合い自己解決してきましたので、この考え方がご参考になればと思います。

宗教をやめたいと思った人の思考と行動

宗教をやめたいと思った人の思考と行動

25年間エホバの証人として活動してきて、子どもに聖書の教えを押し付けてしまったため、社会人になった時に子どもは家を出ていきました。恋をして、教理がどうしても受け入れられなくなったのです。相手の方にも私たち夫婦は、聖書を学ぶよう押し付けてしまったので、そのことでも嫌になり、突然、目の前からいなくなってしまいました。

宗教をやめたいと思う二世三世の子どもたちは、たくさんおられると思います。しかし、その場からは離れられない子どもたちも多い。それは親が悲しむということと、行く場所がないから。この二つの点が大きいと思います。

私の子どもは、親が悲しむということも受け入れ、でも、自分らしく生きたいと思い、行く場所を確保して、家を出ていったと思います。本当に親として子どもに苦痛な選択をさせてしまいました。

ある宗教二世の子の経験談で、大学に行けなくなるから、嫌々、宗教家庭の実家にいるという話を聞きました。私は、本当に宗教が嫌と思った時には、自分がどうしたいのか、どうしたら自分らしく生きていくことができるのかを考え、選択して欲しいと思います。

自分の意見を押し通して何かを選択することや、生きていくことには責任が伴います。自立した生き方には、自分で考えるということや、責任が伴ってくるのです。そういう覚悟があれば、私の子どものように宗教をやめることもできますし、宗教だけではなく、精神薬の断薬や、病気、あらゆる問題にも対処していけると思います。

実際に子どもが取った選択は、親から見てもすごい決意と行動力だと思いました。そういうことができる人間だと思っていなかったので、尚更、そう感じました。

覚悟を持った人は強いです。当時はお互いにつらい経験でしたが、子どもから学ばさせていただきました。そして、数年後、夫婦二人でエホバの証人をやめる覚悟を持つことができ、親が悲しむことも受け入れ、自分の望む生き方がしたいという思いを一番大事にし、組織から脱退しました。現在、三人とも聖書やエホバの証人の教理に縛られることなく、自由に暮らしています。