うつや不眠やパニックなどの精神疾患や、ガンや難病、そして家庭内、夫婦、子ども、恋愛などあらゆる問題を解決したいと望むのなら、その問題に向き合う作業と自分自身に向き合う作業をしなければいけません。この向き合う作業がとても大事なのです。
10年間、それ以上の年数、私は向き合う作業をせずに、それがとても怖くて、無理で、だから精神薬を使って無感覚にしてきたともいえます。精神薬とはそういう薬です。思考を停止させる薬なのです。服用されている方でしたらその感覚はあると思います。向精神薬を服用している時は、料理のレシピも考えることが難しく、買い物すらまともにできず、お店に入っても何を買っていいのかさえわからずに、フリーズするのが常でした。
自分自身に向き合う作業はとても苦しいので、多くの方はそれを避けるのだと思います。そして、精神薬を飲むほうがとても簡単なのです。苦しい症状、状態ですが、楽なほうを選択しているのです。
うつや不眠、パニックと、精神疾患の問題から抜け出すには、困難が待ち受けています。だから周りや家族が薬をやめるように手引きすることはおすすめしません。本人が本当の意味で病気と薬を「やめたい」と思わないかぎり何もしてはいけないのです。
当事者が能動的に動きだし、苦しくても精神医療や、薬や、社会構図を調べ、そして自分自身に向き合わなければ何も解決への道には進まないのです。
優しさや愛では何も解決しないのです。
整体くららでは、自分自身と問題に向き合うための初歩として、内海式精神分析を必ずします。精神の問題は薬では解決されず、優しさではぬるいところに逃げるだけで、だから自分の精神次第なのです。心の病に薬も医療もいらないのです。