嫁と姑の関係がこじれる理由

嫁姑の人間関係の問題は、現代ではよく耳にする光景となりました。公園や買い物などに行くと、嫁のことを話題にして会話をしているところを、みたり聞いたりします。

相性が悪いというのも嫁姑の関係性が壊れる理由です。星座でお互いのエレメントをみると、それだけでも相性の良い悪いはわかります。

自覚できていない仲が悪い理由のひとつは、夫と母の情緒的近親相姦です。情緒的近親相姦は精神分析をしてみると、よくある構図のひとつになります。兄弟同士の情緒的近親相姦もありますし、娘と父の情緒的近親相姦もあります。

夫(子)と母の情緒的近親相姦の場合は、母の夫、つまり夫婦関係でいじめや虐待があると、子と母が同盟を結び、そこからみえない恋愛関係の形を作り出します。悪者を作ると人は同盟を組み、そこから愛着や恋愛に発展します。

そうすると夫(子)と母の間にはみえない固い絆のようなものがあるので、そこに割って入ってしまった妻はふたりにとっては邪魔者になります。

ですから、嫁姑はどうしても仲が悪くなってしまう。そしてその仲の悪さを夫自身も望んでいるという、とても残念で仕方ないような精神性を知ることにもなります。一度、固いつながりを持った同盟は、そう簡単には崩すことはできません。ですから、嫁姑問題は永遠になくならないテーマなのだと思います。

そして実母を姑に投影していることが多いので、妻であり嫁である立場の人も、夫と義母の同盟、情緒的近親相姦を見届けてしまう。

簡単にいえば、全人類、母ちゃんのあんなところこんなところ大嫌い!と毒親認定していても、隠れた精神ではめっちゃ大好きなんですよね。笑

人間ってほんと厄介です。笑