精神分析が廃れた理由

精神分析が廃れた理由

精神分析は自己の本質的な問題をみます。今まで自覚していなかった精神を覗く作業になります。自己の闇をみて、悪魔像をみます。それだけでも深く分析することには躊躇してしまいます。精神分析が廃れた理由は他にもいろいろとあると思います。

分析を進めていくと必ずカルマや業というものに行き着いてしまいます。家伝的な罪の伝承、因縁、執着してきたものが表面化されます。自分の罪だけではなく、家族の罪にも向き合わなければなりません。自分が罪人であり、人間自体が罪深いという認識を持たなければなりません。その自覚により、人間の善性悪性を知り、これ以上罪を重ねないような選択を取るという自覚が持てるのだと思います。

罪の伝承が繰り返されているからこそ、どこかで認識し、ブレーキをかけることは可能です。

自分でそれらに向き合い、問題の本質的原因や理由という答えを出すことは私は可能だと思います。すでに精神分析の情報は、書籍や動画、講座から学ぶことができるからです。できたらそのほうがいい。

治療家やセラピストが関わりすぎると、余計な言葉が増え、構造分析から逸れ、表面的な感情論だけの分析になり、ただのいじめ分析になりかねないからです。治療家の思う答えに導こうと支配やコントロールもできてしまいます。

すぐに答えが出ないことにも必ず理由はあります。心の絶対法則が理解できないのも同様です。

何年もかかってもいいから、自分でなるべく答えを出してほしい。私も精神分析を知ってから8年ほどになりますが、まだまだ発見はあります。そして、うつ病が治ったときは精神分析は受けてはいないですし、しっかりと何時間も何ヶ月もかけて分析を受けたこともありません。それでも内海式精神構造分析は深めることは可能なので、自分のことを知りたい、何者なのか知りたい、どう生きていけばいいか答えを出したい、生き方考え方、コミュニケーション能力をどうにか変えていきたいと思うかたは、ぜひ創始者内海聡氏の心の絶対法則の書籍や動画、講座などを参考に自分に向き合ってみてください。

自己の闇に向き合うという姿勢は、あなたの強さでもあります。

大事にしていないから大事にされない

大事にしていないから大事にされない

子どもが親のいうことを聞かないということは、親子の間ではよくある風景ですが、いうことを聞かない理由は必ずあります。そもそもいうことを聞かせようとする支配的な構図から見直す必要があるでしょう。子どものほうが親よりもすべてが若く、素直で、シンプルで、はるかに賢いからです。社会的体裁や忖度などのない感情から言動しています。

いうことを聞かないとしたら、親はすでに信用されていないということです。親子関係に限らず、組織や人間関係でも同様です。

人はひとりでは生きてはいけません。人間が生み出したシステムの中で生きていますし、水や太陽や空気など自然の恩恵にも預かりながら生きています。

自分の思いが相手に伝わっていないとは、あなたが相手を大事にしていないからではないでしょうか。ひとりでは生きていけないからこそ、独りよがりにならず、自己中心的にかたよらず、支配的にならず生きていく必要があります。

いうことを聞かないという相手の姿は、あなた自身でもあります。マイナス要素でもプラス要素のときでも、気になる相手は自分の鏡である。自分の内に火種があるからこそ、相手の言動が気になります。先にいうことを聞いていないのは「自分」という自覚が持てたとき、何かしらの変化は訪れるのではないでしょうか。大事にされていないと思ったとき、先に大事にしていないのはあなたではないでしょうか。

今、悩んでいる問題があり、怒りや悲しみなど出てくる感情があるとしたら、その根源はあなたから始まっている。

そして、大事にされたいのなら、まずは周囲の人々を大事にすることを心がけてみてください。

こころが動く人生を

こころが動く人生を

私はいて座でエレメントは火の星座ですが、海に行ったりみたりするのが好きです。そして、凪よりも波に動きがあるほうが好きです。風が吹き人が泳ぎ動きのある海の景色がなんとなくですが絵になります。そういう写真のほうがこころも反応します。

人の人生でも、こころが反応する人生のほうが、本当はいいのかもしれません。人間社会ではいろいろと問題がおきますが、何もない人生だとしたら、それはつまらない人生なのかもしれない。挫折したり後悔したり、そこから学習したり成長したりと、苦痛も経験しますが、生きている意味を考えたり、どう生きていこうかと考えることもできます。

人生は海で例えられることはあります。凪のときもあれば、激しい雨風で大荒れのときもありました。泣いたり笑ったり怒ったりと、人は忙しい生き物ですが、それでも何もない人生よりも、静かな毎日よりも、生きている実感は持てるのではないでしょうか。そして、また頑張ろうと思い、心身ともにステップアップする。

こころが反応する人生は面倒だと思い、人との距離を置く人もいますが、そうすることで寂しさを感じているのなら、それもこころが反応している証拠。好き嫌いの感情が交差しており、葛藤であり、さまざまな精神、感情を人は持ち合わせているからこそ、こころが動かない人生より、人生は豊かになると思います。

恋愛の法則性を知って恋愛上手になる

恋愛の法則性を知って恋愛上手になる

あなたは今まで、何回恋愛をしましたか?

私は付き合った人の数は少ないほうだと思います。20歳で結婚したということもひとつの理由でもあります。

付き合った相手のパターンから、自分のことを知ることはできます。私の恋愛は、すべての男性からふられました。笑)男と付き合いたくないというあらわれでもあります。そして、男を傷つけるより傷つきたいという、厄介な特性でもあります。笑

その理由としては、傷つくことに愛着を持っているからです。

では、なぜ愛着を持つのか。

それは、幼少期や古い親族の歴史のパターンから、その理由の要素となる情報を、さまざまな視点から知ることができます。私の場合は、女性が家庭内で傷つく立場だったというのが愛着(執着)を持つひとつの理由です。もちろん他にも理由はあります。

古い歴史から引き継がれている繰り返しのパターンから抜け出したとき、少しはあなたが望む恋愛の形へと近づけるのかもしれません。今、恋愛中のかたがおられましたら、好きな人とよりよい恋愛もできることでしょう。

しかし、傷つくことへの愛着は相当なエネルギーを持っています。人は負のエネルギーにこそ愛着を持つ。その負の力に勝てるかどうかは、あなた自身です。

生まれたときの情報から、家庭環境、親子関係にいたるまで、自分のあらゆる姿を知ることが、恋愛上手になる鍵となります。