フラクタルとカルマ(業)

フラクタルとカルマ(業)

精神分析では問題の本質をみつけだすために、繰り返すものである、フラクタル、相似形をみつけだす作業をします。

内海聡【公式】 YouTubeチャンネル【氣と精神】シリーズ
https://www.youtube.com/watch?v=-MKtAb1QMj8&list=PL6TNiENVDMQgph1rbtkK10T-ZJNgtwdJy

このフラクタルというのは、家系図から書き出していくと、繰り返されている現象が多くみつかります。それが多ければ多いほど、因縁が深く、執着が強く、カルマ家系だと内海式精神構造分析ではそうとらえられています。

カルマ(業)とは、内海式精神構造分析の観点では「罪の伝承」といわれており、家伝的要因が含まれています。例えば、水子や早世、病死や事故死や自殺など、連続した現象が目立ち、繰り返されていると、そこには因縁が深く、罪の伝承が強く、カルマ家系であるといわれています。

仏教ではこの業、カルマを輪廻ととらえられているのかもしれません。繰り返されている行為よる結果が悪いことが多い場合、例えば病気が続く場合などは、悪い事柄が生と死の連続のなかで繰り返される。

私は輪廻はないと思っている人間なので、この輪廻にあたるものが、内海式精神構造分析ではフラクタルの部分ではないかと思っています。これは私個人の今の解釈なので、間違っているかもしれません。

まだ、この文章を書いていても、上手く腑に落とせていませんので、内容も伝わらないかもしれませんが、今は思ったことを書き留めておきたいと思います。

参考になった動画
カルマ=行為=業 中村元(なかむらはじめ)
https://youtu.be/JO-S5RQbl-U?si=pEg9wXLi65C1xAnk

嫁と姑の関係がこじれる理由

嫁と姑の関係がこじれる理由

嫁姑の人間関係の問題は、現代ではよく耳にする光景となりました。公園や買い物などに行くと、嫁のことを話題にして会話をしているところを、みたり聞いたりします。

相性が悪いというのも嫁姑の関係性が壊れる理由です。星座でお互いのエレメントをみると、それだけでも相性の良い悪いはわかります。

自覚できていない仲が悪い理由のひとつは、夫と母の情緒的近親相姦です。情緒的近親相姦は精神分析をしてみると、よくある構図のひとつになります。兄弟同士の情緒的近親相姦もありますし、娘と父の情緒的近親相姦もあります。

夫(子)と母の情緒的近親相姦の場合は、母の夫、つまり夫婦関係でいじめや虐待があると、子と母が同盟を結び、そこからみえない恋愛関係の形を作り出します。悪者を作ると人は同盟を組み、そこから愛着や恋愛に発展します。

そうすると夫(子)と母の間にはみえない固い絆のようなものがあるので、そこに割って入ってしまった妻はふたりにとっては邪魔者になります。

ですから、嫁姑はどうしても仲が悪くなってしまう。そしてその仲の悪さを夫自身も望んでいるという、とても残念で仕方ないような精神性を知ることにもなります。一度、固いつながりを持った同盟は、そう簡単には崩すことはできません。ですから、嫁姑問題は永遠になくならないテーマなのだと思います。

そして実母を姑に投影していることが多いので、妻であり嫁である立場の人も、夫と義母の同盟、情緒的近親相姦を見届けてしまう。

簡単にいえば、全人類、母ちゃんのあんなところこんなところ大嫌い!と毒親認定していても、隠れた精神ではめっちゃ大好きなんですよね。笑

人間ってほんと厄介です。笑

精神分析が廃れた理由

精神分析が廃れた理由

精神分析は自己の本質的な問題をみます。今まで自覚していなかった精神を覗く作業になります。自己の闇をみて、悪魔像をみます。それだけでも深く分析することには躊躇してしまいます。精神分析が廃れた理由は他にもいろいろとあると思います。

分析を進めていくと必ずカルマや業というものに行き着いてしまいます。家伝的な罪の伝承、因縁、執着してきたものが表面化されます。自分の罪だけではなく、家族の罪にも向き合わなければなりません。自分が罪人であり、人間自体が罪深いという認識を持たなければなりません。その自覚により、人間の善性悪性を知り、これ以上罪を重ねないような選択を取るという自覚が持てるのだと思います。

罪の伝承が繰り返されているからこそ、どこかで認識し、ブレーキをかけることは可能です。

自分でそれらに向き合い、問題の本質的原因や理由という答えを出すことは私は可能だと思います。すでに精神分析の情報は、書籍や動画、講座から学ぶことができるからです。できたらそのほうがいい。

治療家やセラピストが関わりすぎると、余計な言葉が増え、構造分析から逸れ、表面的な感情論だけの分析になり、ただのいじめ分析になりかねないからです。治療家の思う答えに導こうと支配やコントロールもできてしまいます。

すぐに答えが出ないことにも必ず理由はあります。心の絶対法則が理解できないのも同様です。

何年もかかってもいいから、自分でなるべく答えを出してほしい。私も精神分析を知ってから8年ほどになりますが、まだまだ発見はあります。そして、うつ病が治ったときは精神分析は受けてはいないですし、しっかりと何時間も何ヶ月もかけて分析を受けたこともありません。それでも内海式精神構造分析は深めることは可能なので、自分のことを知りたい、何者なのか知りたい、どう生きていけばいいか答えを出したい、生き方考え方、コミュニケーション能力をどうにか変えていきたいと思うかたは、ぜひ創始者内海聡氏の心の絶対法則の書籍や動画、講座などを参考に自分に向き合ってみてください。

自己の闇に向き合うという姿勢は、あなたの強さでもあります。

悩みながら生きる選択

悩みながら生きる選択

人生は山あり谷ありで常に幸福な人はいないと思います。必ず人には老いがあり、突然の別れにも遭遇します。悲しみや苦しさなど、悩みはつきないのではないでしょうか。あなたにもいろいろと悩みはあるのではないでしょうか。

悩みは不快さも生み出すので、今すぐにでも解決したいと思うのが人間ですが、悩みながら生きるということも必要だと思います。悩みがあることで、どうしていけばいいかと考えることもできますし、同じような悩みを抱えているかたの助けにもなると思います。私も他者の問題に対する精神分析をいろいろと講座でみてきましたが、私の生きづらさの原因や精神性を自覚する助けにもなりました。

何にしろ、どうして私という人間が存在しているのかを知りたかった。自己のこころの揺れ動きを理解したかった。人は自分という人間を知りたい欲求が本当はあると思います。

私は今でも悩みながら、時には苦しみながら生きています。精神分析をしたからって、100%の幸福を得られるわけではありません。ただ、納得のいく人生を歩めているという、それだけで十分です。いろいろなことを知らなかった以前よりは、家伝的要素や家族が早くに亡くなった理由や、うつ病になった理由や、コミュニケーションの問題の根本原因の理由を知ることができ、その理解を深められたことが自分の得になっています。

そして家族や子どもが悩み苦しみ挫折したときに、この文章を読んでほしい。家族ではなくても、同じようなトラウマや病や問題を抱えている人に読んでほしい。

生きるためのヒントを得てくれたらと思い、また綴りたいと思います。人が生きるというのは内なる力、潜在的なところから湧き上がるような生命力が必要ですから。