内海式精神構造分析で意識する要素

内海式精神構造分析で意識する要素

内海式精神構造分析法で精神分析する時に、意識する点はいくつかあります。その一つは、「フラクタル」つまり相似形です。周波数が同じであれば、同じ形を作り出します。この世にはいたるところに存在しており、採用されています。

例えば、同じ思想、近い思想を持っていると、その人との偶然の出会いがあったりしますが、それは偶然ではなく必然であり、周波数が同じ、もしくは近い周波数のため、引き寄ってきます。そういう経験をされた方はおられるのではないでしょうか。

そして、この周波数は、家庭内や家系にも現れてきます。ですから、フラクタル、同じようなところを内海式精神構造分析法で見つけていきます。そのフラクタル要素から分析して、問題の根源を見つけていきます。

私の家系で例えると、私は向精神薬でうつ病、躁うつ病が作られました。いわゆる「医原病」です。そして、実父も30代という若さで透析の手術をした後に突然亡くなってしまいました。はっきりとはわかりませんが、私としては医原病ではないかと考察しています。

父親が亡くなった年齢は30代。私が向精神薬を服用し自殺未遂をした年齢も30代。私は奇跡的に生きていますが、生死に関わる出来事としてここにもフラクタル要素があります。

そして、祖母の姉妹は自死されたそうですが、この方も、はっきりとは聞いていませんが、かなり若い年齢で自死されています。簡単に計算していくと30代だったのではないかと推察しています。

家族の病気にもフラクタル要素があったり、職業も同じ、もしくは似たような職種だったり、あらゆるところにフラクタル(相似形)は存在しています。

フラクタル要素を沢山見つけていくと、裏に隠れている、または隠したり封じたり演じていたりする精神性も見つけやすくなり、そこから人間関係や家庭問題、病気の問題の根本原因も見つけやすくなりますので、意識して欲しい要素です。

フラクタルや内海式精神構造分析法についての詳細は、心の絶対法則をお読みくだされば幸いです。
心の絶対法則/内海聡(著)

強がり

強がり

自分自身にもいえることですが、弱さや感情を見せないように強がる方は、現代社会では多いのかなと思います。

では、どうして強がりなのかと考えてみると、やはり、親が関係してきます。

親を悲しませたくない。
困らせたくない。
強いところを見せたい。
いい子なところを見せてあげたいなど。

子どもは親のためなら自分自身を消したり、封じたり、装ったりと、本来の自分の姿を変えていくのです。

強がりだけではなく、何かしらの特質が強調される場合、そして、それをやっていることで苦しさを感じてしまう場合は、親が関係していることがとても大きいので、親のためにその特質を出しているのではないかと、そういう視点で一度考えてみてください。

そして、その特質を、誰かのためにそうしているのではなく、自分発信にすることがよいと思います。自分自身が納得のいく状態でその特質を出しているのなら、生きづらさも生じてくることはないですし、時には誰かに甘えることも必要だと自覚することもできます。

今こそ古いやり方を学び直す

今こそ古いやり方を学び直す

最近、天明茂さんの「原点回帰の経営」という書籍を読みました。
原点回帰の経営: 経営者は日本道に学べ /著者 天明茂

書籍の冒頭にはこのように書かれていました。

「明治維新、敗戦、新型コロナ。変革の時は原点に戻ること、原点回帰が鉄則である。」

私も以前から天明茂さんと同じように、原点に戻る重要性を感じていました。それは、別の書籍を読んでも同じようにいわれていたこともあり、何か問題や迷いがあった時は、原点や古いやり方に戻り、学び直す必要があると思います。

ブルーイー・ロバーツ(アボリジニ)の言葉もご紹介します。

古いやり方と
新しいやり方と
どちらを選べばいいのかを
決めるのはとても難しい
一番いい方法は
古いやり方を
もう一度学び直すことです
未来に向かって進むことが
できないときは
元に戻って出発すればいい
それならいつでもやれるのです
古い文化を学び直し
その価値を
認める必要があります

先住民族の叡智/著者 月尾 嘉男

病気の問題でも同じことがいえますが、調子がよかった時に戻ることが重要です。調子がよい時と問題がある状態と、必ず何か違う点があります。玄米菜食に変えた、肉食に変えた、糖質制限を始めた、環境が変わったなど、体調の変化がどこで起きたのか考えることは重要です。

そして、病気だけでなく、あらゆる問題、社会問題も家庭問題、人間関係の問題でも、新しいものを取り入れるよりも、過去を見つめ直すことが重要です。子どもらしさや子ども視点、自然で体裁のない考え方に戻ることができたら、今ある問題は、変化していきます。

人の人生は思ったよりも短い

人の人生は思ったよりも短い

今年で50歳。もし80歳まで生きられるとしてもあと30年。今まで生きた時間よりも短いです。人の人生は思ったよりも短い。だからこそ、残りの人生は自分の意見や想いを優先して生きて欲しい。

あなたの残りの人生の長さはどれくらいですか?

今、私の人生の中で、納得のいく生き方ができています。悲しみや苦しみや絶望や喜びなど、多くを経験しました。決して、常に幸せだったとは言えません。どちらかというと苦難のほうが多かった。でも、その苦しみの理由の根源がどこからのものか理解できただけで、以前の生き方よりも今の生き方のほうがいいと思っています。

人に合わせることも減りました。
人の意見を優先することも減りました。
嫌なものは嫌と言うこともできるようになりました。
自分自身に罪悪感があることにも気づくことができました。
その罪悪感をすべてではありませんが、手放すこともできました。
自分を傷つけることは減りました。

もう自分自身を傷つけることはしたくない。自分を大切にし、大切にすることを優先していきたいと思います。

多くの方は知らない、自覚できていない罪悪感を持っています。そのために、精神薬や暴力や暴言、性暴力や過酷な仕事、あらゆる問題で自己を傷つけています。

もし、今、何かしらの問題を抱えているのなら、それは自己を傷つけていることにもなります。

それをやめるのはあなた自身です。

それには、どうして傷つけてしまうのか、根本の理由を探さす必要があります。自分を知ることも必要です。自己に向き合う作業がどうしても必要です。そのために内海式精神構造分析法があります。この分析法だけではなく、占いなどなんでもいいので、自分自身がどういう人間なのか向き合ってみてください。外側の理由ではなく、内側、自分自身の内的要因から幼少や昔の環境などに向き合ってみてください。そうすることで、自分が今よりもわかってくるので、納得のいく選択ができて、自分らしく生きていけます。