ソラジン(クロルプロマジン)とは

最初の精神薬が何かみなさん知っているでしょうか。ソラジン(クロルプロマジン)という薬で、当時、奇跡の薬として開発されました。

このソラジン、もともとは染料や豚の寄生虫駆除剤として作られたものです。精神薬というものはこういう薬なのだということと、こういう薬を体内に取り込んだ時、身体はどうなってしまうのか、よく考えて欲しいのです。体内に入れても困らない人はそのままでもいいのです。私はこういう薬はもう飲みたくないと思い、手放しました。

少し前の記事にも書きましたが、精神を治してくれる薬ではなく、精神科のお薬はすべて精神を素晴らしくよくしてくれるものでもないということです。出ている症状だけ消そうとしたり、抑えたりしているだけの対症療法なのです。根本治癒が目的ではありません。

だから治る方よりも、精神病患者としてずっと薬を飲み続けておられる方が多いと思うのです。私も長い間飲み続け、全く出口のない暗いトンネルの中を歩いていた、生きた心地など持てない、そんな闘病生活でした。自分でしか出口を見つけ出すことはできません。