心である精神を考えることが大事

ある方が「心身一如」という言葉の「心」と「身体」を数字化していました。

心 (内的要因)55
身体(外的要因)45

外的要因(身体)だけを考えるのではなく、内的要因(心、精神)を重要視することが大事であると言っておられました。

「心身一如」

心が先に書かれているので、心である精神を考えることが大事であることを言われていました。

心と身体は繋がっているので何かの思いが身体にたまり、症状として現れます。心だけのアプローチだけでは今ある症状の改善は見込めないし、身体のアプローチだけでも、100%の改善は難しい。どちらにも向き合い、上手にコントロールできるようになれば、症状は改善されます。

私の場合はほとんど心が原因でした。食事は素晴らしくはなかったのですが、一応、手料理で頑張っていました。でも、うつの時は作るのがとても辛く、闘病中の後半は惣菜の日が増えました。

まずは食事を変えようと、家族の勧めで調味料から変えていきました。しょうゆ、酒、みりん、味噌。シンプルな作りの調味料を選びました。嗜好品などはなるべく商品のラベルを見て、原材料の数の少ない、化学調味料の入っていないものを選びました。

調味料を変えてもこれといって身体が劇的に良くなったわけではありません。やはり、うつ状態、躁鬱状態、自律神経も乱れていました。

そこで減薬、断薬の情報が書かれてある書籍を知り、その書籍の内容から自分にこそ原因がありそれを納得し、薬を減らしていくことでうつ病の症状が改善していきました。私の場合は薬がかなり鬱っぽく、躁鬱っぽくしていたことがよくわかります。

これは人それぞれなのでなんとも言えませんが、私の場合は9割ほど心が原因だったと思います。深層心理に気づき、これが原因だったのかと納得して改善していきました。結局は自分が全て作っていた世界なのだと気付いたのです。

被害者意識という意識を捨てたのです。

その時気づいて、腑に落とし、その意識を手放すことはやろうと思えばできますが、またその後にもその感情は出てきてしまいます。それでも、自分が被害者ではなく、加害者なのだと納得するならば、以前ほどは心が乱されることはありません。

社会毒など外的要因も探す必要は大切ですが、内的要因である心と精神を見つめ直すことが最も重要なのです。