信頼するということ

私には信頼という言葉が皆無でした。誰も信頼していなかったと思います。かなり幼い頃からかも知れません。

子どもや家族にもそうでした。自分の病気にも、身体にも信頼する、治るという思いを持てなかったと思います。身体には治る力があります。それを本人が信じてあげずに、治るわけがありません。信じるということはエネルギーなのです。力なのです。

病気になっている本人が一番自分の身体を信じて、治癒に向かって進むことは、それだけで大きな力となります。

何が何でも生きぬいてみせる。
子どもがまだ幼いから今は死ねない。
そう思って病から卒業できた方がいます。病気になるとそれほどのパワーが出ないかもしれません。それでも、まずは、自分の治る力を信じてあげてください。家族の治る力を信じてあげてください。