腸もみも湯たんぽ療法も同じメリットとは?

ある中学校の教諭が実践している「湯たんぽ療法」というものがあります。

中学の保健室はいわば、こころが傷ついた駆け込み寺のようなもので怪我をした生徒も来ますが、多くはこころの問題を抱えた子ども達がやってくるそうです。

ある日、男子生徒が保健室にやってきたところ先生は「どうしたの?」と尋ねても何も言おうとしませんでした。

そこで先生は男子生徒をベッドに寝かせぬるま湯を入れた湯たんぽをベッドの中に入れ「お腹に抱いてゆっくりと横になっていなさい」と言われたそうです。

湯たんぽをお腹に抱いて横になってしばらくすると、男子生徒はベッドから起き上がり「先生、実はね」と話し始めたのです。

お腹を温めることでこころの不安が軽くなる。穏やかな気持になって、こころの内を話し始める。

「手当て」という言葉があるように、お腹に手を当てると子どもが安心するように、お腹を温めたり触れたりすることは、こころにも影響することがこのことからもわかります。

腸もみでお腹から温まることもおすすめです。温まるとガードしていたこころもほぐれて隠れていた感情も出てきます。

子どもや家族の気持ちがいまひとつわからない時は、腸もみをしてあげてもいいですね!今まで話さなかったことを話しはじめたら嬉しいですね。