親として、先に生まれた者として、子どもたちに伝えなくてはいけないことを、しっかりと伝えることができていませんでした。それは、この国がどれほど狂った国かという現実と、日本の本当の姿と、そういう国を立て直す努力を私自身がしてこなかったということです。誰かがやればいい、できる人がやればいいと思い、政治から逃げていました。
日本という国がどういう国なのか。
一言でいえば、もうすでに死んだ国だということです。奴隷国家であり、他国の言いなり政治であり、国民から見えている政治は、本当の政治や国の姿ではありません。もういろいろなところでこの国は売られていますので、少し調べたら理解できると思います。水道民営化問題、漁業問題、森林環境問題、もうあらゆるジャンルで外資による参入があり、日本は惰性で動いているようなものです。
そして、医療。
治せない医療ばかりが増えてしまいました。病院や医院は立派になり、医師も増えますが、市民は治っていません。精神科の患者は毎年増えるばかりです。薬の消費も他国より飛び抜けて多いのがこの国の実態です。
若者の死因第一位は自殺という日本。
そういう国にしたのは、私たち大人です。
そのことを深く謝り、命のある限り、一人の力では無力ですが人とつながっていき、日本を立て直すために行動していきます。
ここでは書ききれないほど、この国の歴史は闇深いです。
どうか、調べて欲しい。そして、考えて行動して欲しい。そして、つらいことですが、次の世代の子どもたちに、闇と現実とどうしていけばいいかを伝えていってください。