社会毒の定義は四毒という言葉も流行っており、今では社会的に周知されてきています。
社会毒とは、昔は人が食べたり使ったりしなかった物質、そしてそれが人体に悪影響をもたらす物質の総称です。
具体的に述べるとすれば、西洋薬に代表される薬と呼ばれる物質、農薬、食品添加物(保存料、着色料その他)、遺伝子組み換え食品、環境ホルモン、毒性元素、殺虫剤、洗剤、漂白剤その他、石油精製物質(薬のほかにプラスチックなど)、強力な電気、電磁波、工業系有害物質、住宅系有害物質、大気汚染物質、人為的放射能、砂糖、人工甘味料などに代表される物質のことだ。(著者内海聡/医学不要論より引用)
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がんや難病などの現代病は社会毒が影響を及ぼしていますが、社会毒は日常では意識していても完全には避けることができない現代です。
社会毒には脂溶性毒性とミネラル毒性があり、大半の人にとってはすぐに体調の変化がありません。急性毒性ではなく、慢性毒性により病が作られていくのが特徴です。ですから、あなたの状態や症状、病気に対して、何が原因となっているのかを、社会毒という視点から探していかなければなりません。その視点を持っていないのが西洋医学であり医療の現場です。対症療法による薬物療法では、体に薬という脂溶性毒を入れているだけであり、体に悪さをしている社会毒は排出されなければならないというのは、子どもでもわかるのではないでしょうか。
社会毒は脂肪に溜まるのが特徴です。脂肪に溜まり続け血液中に出たり入ったりの繰り返しにより全身をめぐり、じわじわと体を蝕んでいきます。脳は脂肪の塊ですし、神経や細胞にさえ影響を及ぼします。ですから汗などで毒を出し、新たな油を入れる。生活で意識していただきたい。
そして社会毒と同様に、感情の毒も意識してほしい。
私も結局は、感情の毒も溜まりきっていました。本当の気持ちに気づきたくなくて、心の奥底の感情を封じていました。
現代では綺麗事のオンパレードです。体裁主義で見栄えよければそれでよしではないでしょうか。波風を立てず、相手を思いやるふりをして、それはただの偽善者です。人には表層心理と深層心理が必ず働いています。本当は毒を誰もが持っています。感情の毒を持っている。それが本音であり本心の正体だとしたら、毒を常に自分の奥底に溜め込んでいることになります。そしてその毒は社会毒のようにいつの頃からか精神を蝕み、問題が発生する。溜め込んだ感情の毒にも周波数があり、その周波数によりあなた独自の病気や問題を作り出します。
ですから、その感情の毒に気づき、毒を吐くことも重要です。家族や周囲に合わせて自分ではない誰かを演じている人にこそ取り組んでほしい事柄です。取り繕った綺麗な言葉など今の社会では有害なのかもしれません。その言葉の裏側には結局は汚い感情が隠れているからです。そのことに気づくだけでも、感情の毒は出せると思います。一番は自分の感情を言葉にして出すのがいいのですけどね。