【電子書籍初出版】創価学会の家庭で育ちエホバの証人の家に嫁ぐ

【電子書籍初出版】創価学会の家庭で育ちエホバの証人の家に嫁ぐ

このたび、初めての電子書籍が完成しました。

タイトルは

創価学会の家庭で育ちエホバの証人の家に嫁ぐ
内海式精神構造分析により生きづらさからの解放
宗教2世が宗教1世になった理由

内容としては、
あらゆる問題の向き合い方や、
生きづらさの根本原因の探し方や、
内海式精神構造分析による深層心理のイメージのつかみ方がわかるものとなります。

私のトラウマから宗教2世、1世の苦悩をもとに、実際に経験した事柄をあげているので、わかりやすいのではないかと思います。

性被害に関しても今まではブログ内のみでしたが、電子書籍内、SNSでも開示しました。書籍内容から日本消滅の危機的状態が少しでも伝わりましたら幸いです。

病気の治し方も
国の直し方も

現実直視が重要となってきます。
状態を知らなければ、次に進む方向性が定まらないからです。

生きづらさを強く感じる日本となりました。
子どもも大人も傷つき
今まで以上に希望を求める国になりました。

私たち大人が作り出した日本なので、痛みを負いながら命あるかぎり、日本立て直しのための活動を続けたいと思います。

出版にあたり、内海式精神構造分析創始者の内海聡氏による読者へのメッセージをいただくことができ、掲載することができました。

日本のあらゆる財産が切り売りされ、国民が傷ついている危機的現状をまだ知らない人々への、先頭立って活動されている方たちの存在周知と、日本がなくなってしまいそうな危機感、搾取され奴隷度が増していくその危機感を、この本を通して今以上に持つことができましたら幸いです。

画像や書籍構成は、一昨年、YouTubeによる対談動画でお世話になりました、橋本絢子さんにアドバイスをいただきました。

この場をお借りしてお二方に感謝申し上げます。
ありがとうございました!

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罪悪感はどうして生まれるのか

罪悪感はどうして生まれるのか

幼少時からよく感じていたことは、親に心配されていない、気にかけてもらえていないというものでした。

いろいろなエピソードがありますが、社会人になった時に、車を直ぐに購入し、嬉しくて遠くに出かけることがありましたが、親に伝えることもなく出かけてしまったので、心配させてしまったと思っていましたが、親は全く心配していませんでした。自由で拘束がなかったので、私が望んだ現実でもありました。それでも、贅沢ですが、気にかけて欲しかった。

私のように、親から気にかけてもらえていない、心配されていない、振り向いてもらえていない、愛されていないなど、そう感じておられるかたは多いのではないでしょうか。自分は無価値だと、自身の存在自体に無価値感を持っておられるのではないでしょうか。

内海式精神構造分析による家系図を作成すると、無価値感の根本原因や愛されていない理由がわかってきます。理由の一つは、私が長女として生まれ、二番目の子として生まれ、女として生まれてきたという立ち位置的な部分に意味があります。潜在的にどうしても愛することができない立ち位置だったんだと理解できてきます。

愛されていない子どもたちは、生きている間に何を思うのでしょうか。

私は、生きている罪悪感、幸せになる罪悪感が育ってきたと思います。

私の人生の中で、いろいろな箇所で罪悪感は生まれました。父親が助けれなかった罪悪感。兄弟と仲良くできなかった罪悪感。祖母を助けれなかった罪悪感。母を喜ばすことができなかった罪悪感。宗教で子どもを苦しめてしまった罪悪感など。

親からの承認は子どもにとって重要です。だからこそ、幼少の子育てでは、親は子どもから物理的に離れず、精神的にもそばにいてあげなければいけないと思います。故・緒方甫氏の「子育て四訓」は今の時代、特に重要な教えとなります。

1.乳児はしっかり肌を離すな
2.幼児は肌を離せ、手を離すな
3.少年は手を離せ、目を離すな
4.青年は目を離せ、心を離すな

今の時代、便利なものが増えてきました。少しでも気を緩めてしまうと、子どもから距離を取るものばかりではないでしょうか。ベビーカー、紙おむつ、レトルト食品、テレビ、スマホ、インターネット、ゲームなど、親が楽になるものが増え、一人で遊べるものが増え、コミュニケーションを取らなくても済むような環境が増えてきました。

この「子育て四訓」は特に意識して、どの子どもとも接していきたいと思います。大人、親たちがそうしていけば、罪悪感を持つ子どもたちは居なくなり、自分というものを持つ子どもが増え、自分が何者なのか、自分のアイデンティティをしっかりと確立できる子どもたちが増え、逞しく生きていけると思います。迷った時も、何を考え、どうしたらよいかと、自信を持って選択していける子どもたちが増えると思います。

私のように罪悪感で押しつぶされそうな人もおられるでしょう。生きていていいのかと考えてしまうこともあるでしょう。それでも、どうして今の自分になっているのかと自覚するだけで、私は楽になりました。そして、その罪悪感を手放すのではなく、共に生きていこうと思える強さが持てるようになりました。

人の心のメカニズムのようなものを理解することで、以前よりは心は楽になりました。

人はそもそも罪深い生き物だと思います。生きているだけで自然を破壊しています。日本の現状を見ればそう思われるのではないでしょうか。そして、罪深い人間だと自覚すると、地球も日本も日本の自然もこれ以上は破壊せずに、破壊されずに済むかもしれません。

自分の状態を知ること、楽なほうに逃げないこと、罪悪感を手放さないことは、自分の罪悪感を今より小さくできるのではないかと思っています。これが2014年の断薬から自己に向き合った8年間の私の答えです。罪悪感も自分の一部として生きていこうと決意できた8年間の答えです。そして、罪悪感やこれまでの罪深さや後悔の対応は、人それぞれの答えがあっていいと思います。私に罪などあるわけがないと罪悪感を打ち消すほどの楽しさなどに浸るか、罪悪感を受容するか、究極的にはこの2択になると思います。

50歳という大きな節目に思うこと〜罪悪感とどう向き合うか〜

50歳という大きな節目に思うこと〜罪悪感とどう向き合うか〜

最近は、あまりブログを書く気力が出ません。それは、この先の日本の状態が全く明るくないというのも一つの理由です。外資参入による不動産買収問題をはじめ、水道民営化問題、漁業権の問題、食の問題の中では種子から遺伝子組み換え、ゲノム編集食品など、あらゆる問題が山積みであり、今、国民が騒いでも手遅れな状態となりました。書き出せばきりがないので、いろいろと調べてください。

これほどまでに日本がダメになり、子どもたちが不健康になり、家庭がボロボロになっているのは、明らかに私たち大人が社会の問題や日本の問題や家族家庭、そして、自分自身の闇に向き合ってこなかったからです。現実直視せず、本当の日本の姿と自分自身の本心と闇を見てこなかったからです。

よく耳にするのは、この国のトップが悪い、売国する政治家が悪い、闇の勢力が悪いといいますが、それらを作り出しているのは、明らかに私たちです。私たちがそういう現実を作り出し、政治を作り出し、政治家を野放しにし、誰かやればいいといい、口ではなんとでもいいますが、政治的な行動を起こしてこなかったので、このような日本の状態になってしまいました。宗教を毛嫌いするのと同様、政治を遠ざけてきてしまったのでこのような状態となっています。

私の人生の中で、罪悪感はとても大きなキーワードでした。生きづらさの大きな原因でした。家の伝承の罪悪感、家族への罪悪感、子どもを同じように宗教二世として苦しめてしまった罪悪感。決して、この罪悪感からは逃れることはできません。手放そうとも思っていません。その荷を負って生きていこうという覚悟を決めています。

多くのかたはつらいものは手放したいと思うのかもしれません。重い荷物は降ろしたいと思うのかもしれません。しかし、本当にそれでいいのでしょうか。今までの私たちの生き方や考え方や価値観から、これほどまでに日本の状態、社会も自然も悪くさせ、小さな組織である家庭家族を幸せにできず、そして、この先に続く、未来ある子どもたち、七世代先につながる命を軽視してきたというのに、楽になっていいのでしょうか。自ら死を選択する若者が増えているのに、楽なほうへ、楽しさに逃げるような選択をしてよいのでしょうか。

私は自分にとって、罪悪感や過去に何もしてこなかった、すべての闇に向き合ってこなかったという罪の荷を抱えながら生きていたほうがまだいいと思っています。この先、生きる原動力になるからです。残りの人生、何かしていかなければならないという力となるからです。

このブログを読んだかたには、ぜひ、罪悪感を手放すのではなく、自分の闇から逃げるのではなく、すべて受容して生きて欲しいと思います。そういう強さを持って生きて欲しい。生きるというのはそういうことではないでしょうか。適当な生き方、やっつけ仕事的な生き方では、生命力というバロメーターは上がってこないと思います。

一人ひとりが強い人間になれたら、その後ろ姿を見た子どもたちは、また、元気を取り戻すかもしれません。見たものを真似て人は成長するからです。そして、親が元気であれば健やかに子どもたちは育っていきます。子どもたちは常に親を気にかけているからです。

この国が滅亡へと突き進んでいますが、ぜひ、残りの人生、残りの日本時間、子どもたちと未来の子どもたちのために、己の命を使っていただけたらと思います。私もそうしていきたいと思います。

宗教二世と表面化しない生きづらさ

宗教二世と表面化しない生きづらさ

今回、プロライター橋本絢子さんとの宗教二世三世の生きづらさというテーマについての対談で、改めて自分自身の特に幼少期の感情に向き合うことができました。まだまだ、自分自身に向き合えていない部分もあり、多くのもの、重たい荷物のようなものを、奥のほうに追いやり、見えないように閉じ込め、感情も封じてきたことが理解できました。

宗教2世の人が生きやすくなるために必要なこと(橋本絢子Ayako Hashimoto YouTubeチャンネル)

動画内では、0歳〜21歳までは、自分らしく生きてきたんじゃないかなと思い、それほど強く生きづらさを感じてはいなかったことを話しました。

しかし、時々、無気力になることもあり、幸せになる罪悪感もあったり、だからこそ自分優先ではなかったり、時には突然涙が出たり、悲しみを隠そうと笑っていることも多かったりと、学生の頃から生きづらさを感じていたことがわかりました。日常で人形を演じたり、思っている感情を封じていたりする自分がいました。本来の自分を表現できず我慢の連続だったと思います。

表面化されない生きづらさを抱えている宗教二世三世の人たちは多いのかもしれません。宗教家庭に限らず、今では、家庭や社会や経済の状態も悪くなり、つらい状況の中で生きている子どもたちは沢山います。

でも、そういう子どもたちに限って本当の気持ちを隠して、よく笑っているようにも見えます。

その状態を認めたくない、不幸な自分を認めたくない、自分が哀れな人になる、そして一番は親が悲しむから。そう感じて自分自身を隠してしまう子どもたちは必ずいます。

そのため、私自身も一番思っていることは表面には出てきていませんでした。生きづらさは表面化しませんでした。生きづらさを感じないよう、必死に日常を過ごしていました。

その後、21歳で結婚し、数年後うつ病になり、やっと感情を症状で表現できたのかもしれません。

病気は必ず心が影響していますし、奥底にある隠した思いが病気を作り出していますので、そうできたことはよかったのかもしれません。表面化しない生きづらさからほんの僅かですが、症状が出ることで表面化してきたと思います。

以前は悲しみや苦しみの感情を押し殺して、無感覚になって、笑っていました。宗教家庭で育ったということをはじめ、性被害や父親の死や母子家庭など、つらい出来事を、その出来事からくる悲しみや寂しさや憤りや苦しみなどの感情を、出さないようにしてきました。感じないようにしてきました。結婚後、出さないようにしてきた感情を少しだけ感じることができ、うつ病という病気を作り出したのではないかと思います。

症状はお知らせのようなもので、自分自身に向けたメッセージでもあります。本当は有り難いものだと思います。しかし、現代の対応では症状は「消す」というのが主流になっています。薬で抑えるというのが現代医学の対策です。せっかくのメッセージを抑え、消してしまうのは愚かな対応です。私も同じことをしてきてしまいました。そして、症状も抑えて封じて消してしまうから、生きづらさをより一層深めてきました。症状をはじめ生きづらさの原因も複雑になりややこしくなっていました。

今回の対談で表面化しない生きづらさも存在することに気づくこともできました。言葉にも想いにもならないような生きづらさは存在します。

あなたの生きづらさはどのような感じでしょうか。

「私は生きづらさなど感じたこともなく、毎日、穏やかに過ごしている。」そう思うかたもいると思います。しかし、すべての人間は必ずアダルトチルドレンであり、何かを演じながら、何かを封じながら生きています。すべての人が少なからず生きづらさを感じているのではないでしょうか。

もし、目の前に問題があるとしたら、表面化されない生きづらさというものが存在するということを、知っていただけたらいいなと思います。そういう視点で生きづらさについて何か考察していただけましたら幸いです。