対談させていただきました!宗教2世の人が生きやすくなるために必要なこと

対談させていただきました!宗教2世の人が生きやすくなるために必要なこと

このたび、株式会社ジュビリー代表取締役のプロライター橋本絢子さんと対談させていただきました!

宗教家庭で育った子どもたちの持っている悩みや、大人になってからの様々な悩みや生きづらさは、呪縛のように続くものと、宗教2世3世のかたたちは多かれ少なかれそう感じているのではないでしょうか。私もその一人でありながらも、同じことを、苦しみや生きづらさを子どもに渡してしまいました。

どうして宗教家庭で育つと苦しみや生きづらさが育ってしまうのか、どうしたら生きづらさや苦しみを手放すことができるのか、49年生きてきた人生で理解できたことを、自己経験や内海式精神構造分析の観点からお伝えさせていただきました。

橋本絢子さんとの出会いは、うつ病をやめてから何かしていきたいと、何か発信していきたいと自立を意識したときでした。

整体くららのサイトのアドバイスや、最近ではプロライター養成塾でも文章を書く基本を学ぶことができました。以前よりも文章を書くことが楽しくなりました。

毒親育ちやアダルトチルドレンなど、万人が持つ悩みに関するyoutube動画も発信されていますので、対談動画をはじめ、ご視聴いただけましたら幸いです。

明日の29日は、整体くららが始まった日となります。明日から、5年目突入です。

このような特別な日に、対談動画を紹介できたことを深く感謝したいと思います。絢子さん、対談の声をかけてくださりありがとうございました。動画作成をありがとうございました。

橋本絢子さんのHPとオンライサロンはこちらです。
橋本絢子さんオフィシャルサイト
橋本絢子のオンラインサロン
その他のサイト情報

橋本絢子さんの最新の書籍はこちらです。
親との関係にトラウマを持つ女性が経済的自由を手に入れるために必要なこと: 自己肯定感を回復させるステップ/橋本絢子

橋本絢子さんとの対談動画はこちらです。
宗教2世の人が生きやすくなるために必要なこと(YouTube)

罪悪感と創価二世

罪悪感と創価二世

お久しぶりになってしまいました。

まだまだ自分自身が変わりたくても変われない現実があり、そう言っている時点で言い訳をしている自分が嫌になるときもあります。人間は悩みながら生きているんだとつくづく思う日々です。

変わりたいと思った人は、気づいたら変わっている状態です。何も言わなくても、何も掲げなくても、気づいたら変化している状態なんですよね。何度もそれは経験しました。うつが治ったときも。

今日は、罪悪感を常に持っている自分自身について綴りたいと思います。

人生、罪悪感を持ちながら生きてきました。創価学会の二世の子どもとして、兄弟三人の中で、一番、お題目をあげたり、座談会(集会)に参加してきたのも私です。

お題目をあげるときに仏壇の前で正座をして、手を合わせて唱えるのですが、これは「ごめんなさい」という状態でもあるんですよね。これが正座のメタファーです。メタファーとは、比喩であり、状態や言葉から陰に隠れている精神性がわかります。

正座のメタファーとしてごめんなさいの他には、降参や歩けない、願い、正しさ、忍耐、修行、罪の精算などもあるのかなと思います。

そうすると、創価学会員はすべて、大なり小なり「罪悪感」を持って生きているのではないかと思います。その要素が強いから「創価学会」という宗教に属しているのではないでしょうか。他の宗教でもよかったのに、多くの宗派の中で「創価学会」に属していることにも必ず意味があります。

私の罪悪感の一つは、父親を助けれなかったこと。

しかし、そればかりではないです。

家庭家族兄弟不和、家系の罪悪、祖母の死など、罪悪感が大きくなってしまいました。そして、父親と同じ時期に「死」を選択しようとしました。

宗教を始めるかたは、少なからず何かに対して「罪悪感」というものを持っているのだと思います。その「罪悪感」は、生まれてからの出来事よりも生まれる前の要素が大きく影響しているように感じます。

自分自身が「罪悪感」の根源を見れていないから宗教にはまり、周りの家族も同じように根源を自覚認識できていないから、その宗教から離れさせようと試みても互いに変化が訪れません。

罪悪感がどこから派生されたのかを見ていくためにも、内海式精神構造分析で家系図を作成していくことは有効な手段だと思います。

そして、今までの無意識の選択から意識的な選択へと変わっていきます。自ら罪悪感を手放したくなければそのまま。私はもう自分を傷つけたくもないので、意識的に罪悪感による苦しみの道からそれる選択ができるようになりました。自分の意見を自分自身で尊重できるようになりました。

メタファー、言語医学について 言葉に隠れている感情や精神性を探す
(いて座のふたりチャンネル youtube)

色情因縁は私たちの人生に影響があるのか

色情因縁は私たちの人生に影響があるのか

色情因縁とは、簡単な説明ですと、先祖の男女関係の問題や水子などの問題が子孫に影響を及ぼして、悪いことばかり起きるということです。そのため、あなたには色情因縁があるといわれ、地獄で先祖が苦しみ、あなたの悪運もそのためだといい、宗教団体から献金を勧められたり、物を買わされたりします。いわゆる霊感商法です。

では、本当に先祖から霊的な悪影響はあるのでしょうか、霊界から先祖の苦しみが今の私たちに影響があるのでしょうか。

これは誰にもわからないことではないでしょうか。そもそも霊界や地獄があるのかもわからず、あの世があるのかさえわかりません。

しかし、私は色情因縁はないと思っています。

内海式精神構造分析では、家系図を作成し、もちろん、男女間の問題、水子関係の出来事も聴取していきます。必ずそれらの出来事には意味があり、子孫には影響が及ぶからです。しかし、先祖から直接的な影響ではなく、自分自身が同じ選択をしたり、不幸を選択したりという意味で影響があるという意味です。男女間のトラブルが多かった家系であれば、子どもたちも同じように真似てしまい、水子がいたら、それもまた同じようにしてしまいます。同じように傷ついたり、傷つけたり、人というのは結局は、親やそのまた過去の親族と同じようなことをしてしまいます。そのようにしなければいけないと思ってしまうのです。

人のこころのメカニズム、仕組みというのは、複雑なようで、でも、シンプルなんだと、内海式精神構造分析を学んでそう思いました。子どもの視点で考えていくことも重要なので、シンプルな考え方を持ったほうが、問題の根源にたどり着くのではないかと、個人的には思っています。

親が悲しんでいるのなら、助けてあげたい。同じようにして、傷ついたり悲しむ状況を作り出したい。そうやって親に認めてもらいたい。親や先祖の抱えてきたその重荷を背負いたいなど。

もし、生きづらさを感じていたり、人生になにも喜びを見いだせない、ずっとトラブルばかりなどがある場合は、色情因縁というよりは、フラクタル構図を常に作り出している可能性のほうが大きいと思いますので、先祖供養や献金やものを買ってお祓いするよりも、自分自身に向き合うことをおすすめします。

不幸を選んでいるのは自分

不幸を選んでいるのは自分

人生あまりいいことはなかった。むしろ、不幸の連続だった。そう思われるかたは沢山おられるのではないでしょうか。私も実際そうでした。嫌なことが起きることが多く、いつの頃からか、どうしたら回避できるのかを考えるようになりました。

しかし、内海式精神構造分析を学んでいくにつれ、不幸をあえて選んでいるのは、自分自身でした。不幸の現実に常に置いておかなければいけないと、そういう荷を自ら負わせていました。

では、どうして自ら不幸を選択しているのか。その理由は何?と思われるのではないでしょうか。

一つの理由としては、生きている罪悪感からきています。父親が早くに亡くなり、子どもとしては、自分が何か悪いことをしてしまったから居なくなってしまったのではないか、自分のせいで父親は病気で亡くなったのではないかと、小さな子どもはそう考えます。幼少に経験したことは大人になっても引きずって生きていきます。

罪悪感だけではなく、子どもは親と同じようなことをして承認を得ようともします。母親は早くに夫を亡くしたので、苦労しました。人生、苦労の連続だったと思います。そういう姿を幼少から見ていますので、子どもは同じようにします。形が変わったとしても、結果、不幸や苦労を選択していきます。

何か問題があるときは、現実から考察していくよりも、過去にさかのぼって考察していくことをおすすめします。家系や親族をみて、何か目立つ出来事がないか、どんな事柄が起きていたのか、そこから子ども心で推察することで、今まで自覚できていなかった事柄が理解できてきます。見ようとしなかった景色が見えてきます。

子どもはいつでも親のことを気にかけています。いくら嫌いでも、いくら支配されていたとしてもそうします。だからこそジレンマが生じて生きづらさがうまれてしまいます。自分が何者なのかを見失って、何かを演じて、誰かを喜ばす人生を歩んでしまします。

そういうかたにこそ、内海式精神構造分析による家系図から、自分自身に向き合い、自分を知っていただきたいと思います。