うつ状態になった時のからだに優しい選択

私がうつ病と診断される前に、多くの症状が出ていました。

微熱、心臓の痛み、動機、頭痛、胃痛、関節痛、喉の痛み、喉の違和感、子宮のあたりの痛み、子宮からの出血、耳鳴り、耳の痛み、風邪を年に何回もひく、慢性疲労、食欲不振、花粉症、ほてり、睡眠障害、無気力など。

これらの症状が4、5年続いていました。明らかにからだからのメッセージは、「休みなさい」です。

肉体的にも、心的にも、もう限界でした。これらの症状を薬で治せるのでしょうか?

私は当時、薬は何でも治せると思っていましたが、薬は単なる「対症療法」でしかないのです。

アトピーで湿疹が出ているのなら「止めるだけ」の薬です。血圧が高くて降圧剤が出たら、それは、心臓の働きを落として血圧を下げているだけです。薬物治療を止めたら、環境や食などの改善がない限り、また症状が出てしまいます。

10年間、多くの症状は、本当につらく苦しかったです。薬を飲んで、ますますひどいうつ状態となり、もう生きていても何の生きがいもなく常に「死」がつきまとっていました。

休めばいいだけなのに。

でも、休む勇気もなく訴える勇気もなく、向精神薬を飲んで考えることをやめてしまいました。考えることが日に日にできなくなりました。うつという症状は「少し休んで」という、からだからのサインです。

何年も苦しみの時間を過ごすより、少しの期間休んだほうが、からだには優しい選択です。薬は万能なようでやはり社会毒、「毒」でしかないのですから。

うつは症状が出始めた時、ほぼほぼきっかけがあります。それが何なのか、そして今まで生きてきた人生の中で、どんな感情に蓋をしてきてしまったのか、カウンセリングで紐解いていきます。