先日、内海聡医師の勉強会に参加してきました。
多くの難しい病気の、クライアントに関わってきた医師の現場の声が聞けました。それは、
「食事療法だけでは病気は治らない」
病気を抱えている方が、身体をよくしていく上で食事療法をやるのは当たり前のことなのですが、食事療法やサプリなどで対処してきても、改善されないクライアントがクリニックに来られるそうです。食事やサプリの取り方、自分に合う食事療法をやっていないことや、精神面、性格傾向も把握できておらず、無視していることも問題視していました。
私もうつ病を改善していく上で食事療法もやってはいましたが、劇的に変わったのは精神面に対するアプローチです。
向精神薬を断薬する時に今まで自分が何も考えず向精神薬、医療、社会について調べようともせず、甘えたい願望の世界にいたい、病人だからやってもらって当たり前、そういう醜く幼稚で愚かな自分と対面することで、愚かだったと認めることで、劇的な変化がありました。
それまでの10年間は、優しい言葉の世界にいました。
「つらいね」
「大変ね」
「無理しなくていいよ」
でも優しい言葉では人は変われません。甘えが増します。わがままになります。そして、自分の性格傾向を把握することで、どれだけギャップがあるのか知ることがとても重要であると思います。だから、
「自分を知る」
ということは、改善していく上でとても大事なのです。何年も食事療法をしてみて改善が見られない方は、一度、その手法が自分に合っているのか見直すようおすすめします。
内海医師は勉強会や合宿などを通して、改善策を伝えておられますので、長年の病気などで困っておられる方は、ぜひ参加してみてくださいね。
整体くららでも、体調不良などのお悩み相談を受け付けております。