うつの時によくやっていた「寝逃げ」

うつの薬ははっきり言えば、感じさせなくさせる薬です。特に感情を感じさせない。西洋医学は対症療法であって、症状を抑え込むものであって、感覚を鈍らせるものであるのでそう言えるのだと思います。

そして、私がよくやっていた「寝逃げ行動」つらい時に考えたくないから薬を使って寝ていました。睡眠薬にしても、安定剤にしても、すぐ眠れていたので、感情的につらい時はよくやっていました。本当に愚かな行動でしたが、当時はこれが私にとって一番の身の守りでもありました。

でも、目が覚めればまた感情は感じなければいけません。問題もまた目の前にあらわれます。結局は問題を先送りしているだけです。自分の問題、家族の問題、精神や人生の問題に向き合わなければ何も解決はしません。薬では何も解決はされないのです。精神疾患は特にそう言えます。精神がつらいのに薬で感じなくさせて、いったい何が解決されるのでしょうか?そのつらさの根本が何なのか、それが本当の改善、解決なのではないのでしょうか。

薬というものはどういうものなのか、向精神薬で何が解決できるのか、もう一度考え調べていただきたいです。