自分が望む親の像

私がこうありたいという親の理想像は、「子どもが人生で迷ったり、つまづいたり、悲しみや失望を感じたりした時に、安心してそのことを話せる人間でいたい」これが私が心がけている親の姿です。

子どもがおとなになれば、自分で考え、選択はできます。あれこれとアドバイスすることはきっとあまりないと思います。それよりも何でも話せることができる関係性でいたい。そう思い、そう願うのです。

人は最後は自分で選択しなければいけません。でもその道程のなかで、アウトプットは必要なことです。言葉に発することで自分は何を考え、何を思い、何を選ぶのか考えるのだと思います。自分を見つめることができます。自分だけでできる方もおられるでしょう。それでも話すことはよりいっそう自分を知ることができるので、もしかしたら、何かの答えを出す時は、話すということは近道なのかもしれません。

この親の理想像に近づくためには、よいコミュニケーションを常に取っておくこと、抑圧、コントロールしないということ、いくら親であってもそこに上下関係を作らないこと、このことを大事にしています。他にもあると思いますが、特にこの3つを大事にしています。

私の親もコントロールや〇〇しなさいという命令はほとんどなかったので、その点はとても感謝しています。人がコントロールするということは、コントロールされた側は「自分らしさ」を失ってしまうからです。そうしたらもう関係性はすぐに崩れてしまうでしょう。信頼を構築することは難しくなるのです。

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