私も整体、整腸師、カウンセラーとして歩みだして一年になります。まだまだ知識不足な点はありますが、向精神薬を断薬してからは、精神医療医学や、からだのこと、食や医療、社会の裏側など、あらゆる知識を取り入れてきました。特にこころの面、心理を勉強してきました。
このような仕事をしていると、「薬をやめてからだがつらい」「精神薬のことで聞きたい」などカウンセリング依頼ではないメッセージを送ってこられる方がいます。そして、その方たちは本当の心理は「今の状態を知ってほしい」「つらい気持ちをわかってほしい」ただそれだけなのです。
本当は解決など望んでいないのです。
体調がよくなれば不都合な点があるのだと思います。働かなくてはいけなくなったり、家族に甘えられなくなったり、障害年金がもらえなくなるなど、疾病利益を失いたくはないのです。
だからまずは、本当に自分はよくなりたいのか、本当に解決したいのか、よく考えてほしいのです。もし、利益のほうが強ければ何をどうやっても変わりません。変わりたい、やる気があると言っていても、やはり変わらないのです。
病気でも、家族や社会、夫婦や恋愛や人間関係の問題でも、変わりたいと自分が思っている以上に、変わりたくない自分もいるのかもしれないということを、まずは自分に問うてみてください。