子どもの頃、夜は兄弟で過ごすことが多かったので、テレビはいつもつけていました。寂しさを紛らわすためだったり、人の声を聞いて安心感もあったかもしれません。朝起きて夜寝るまで、寝る時もタイマーをかけて子守唄のようにテレビからの声を聞くくらいテレビ好きでしたが、向精神薬を断薬した時に、テレビからあまりにも多くの間違った情報を得ている、洗脳されていたことを知ってテレビを片づけました。
カウンセリングや精神分析(精神療法)もこの感覚だと思います。
自分の今までの生きてきた流れや、家庭環境や家族関係、兄弟関係などを振り返り、自分のどんな感情に蓋をしてきたのか、どんなことを受け取ったのか、受け取らなかったのか、何を演じてきたのかなど、様々なことがわかります。
そして、何かに気づき、自覚し、認識し、自分の行動や選択が変わってきます。テレビに対する認識が変わり片づけたように。
精神分析により見たくないものも見るかもしれません。それでも私はうつだったり、モヤモヤしていた自分よりは、過去をしっかり見つめ直し前に進みたかったし、カウンセリングや精神療法をして、かわいそうだった自分や、頑張ってきた自分や、みにくい自分を知ることができて、今の自分が今までの人生の中で一番好きかなって思います。
そして、もう精神薬に依存することはないです。
人からコントロールされて変化するのは不自然ですが、自覚、認識して腑に落ちたら、勝手にいろいろなことが自分の内側から変化してきます。