答えはシンプル。子どもが向精神薬を服用しているのなら、傷つけていることになる

私たち大人は、いつも複雑に物事をとらえてしまいます。しかし、答えはシンプル。私がうつだった時、実際に心身ともに傷ついていました。人間関係でも傷ついていたし、向精神薬によっても傷ついていた。

薬とは毒として作用しているだけです。

なにかしら効果があったとしたら、毒として作用しただけであり、なにかしら不都合なことが起きれば、それも毒として作用しただけです。

そして、その毒として作用する「向精神薬」を子どもたちは誰によって服用し始めたのでしょうか。

大人たち、親たちによって服用し始めたのではないでしょうか。

1人で病院には行けない、まだとても小さな幼子でしたら、始まりはやはり大人、親ではないでしょうか。

子どもたちの意思があって。そう答える大人もいますが、子どもは常に、親が喜ぶことをし、親が悲しまない、困らないよう行動、選択をしてしまいます。特に幼い子どもたちは。

どうか、子どもたちの本当の声に耳を傾けてみてください。本当は、飲みたくもない薬を飲んでいますし、本能的に優れているのは子どもたちです。薬を毒と捉えていますし、異物だと直感で捉えています。からだによくないものだと認識しています。

そのような向精神薬を服用し続けているのなら、子どもたちは、自ら傷つきたいと思っています。思考をストップしたい、考えたくないと思っています。そして、傷つけたい、黙っていてほしいと思っているのは大人たちです。そういう認識や自覚が持てた時、その家族や子どもたちには変化が起きます。