相談を受け付けている者として、また、日常で人と接してみて思うことは、絶望感を持って生きている人はかなり多い。SNSなどネットを通じてもそう感じます。
私も小学生の頃には、どこか冷めた感覚で人を見ていました。そういう見方は少し寂しさもあったり、近しい人からは、穿った見方はよくないことも言われてきました。でも、私だけということでもなく、絶望的な感覚を持っている人は、今では珍しくもないほど、社会も家庭も人間関係もボロボロなのだと思います。
絶望感を持っていると苦しさも生まれます。一度、この世の中、社会は、滅んだほうがいいと思いながらも、そうなって欲しくはないという葛藤が生まれるからです。そして、私と同じように感じている方は結構いるのではと思います。
絶望的な状況でも、生きていかなければいけないのが、人間です。自分自身の力で社会も自分も何とかしなくてはいけません。誰も助けてはくれない。
絶望的な状況に陥ったとしても、自分自身で底辺から這い上がって欲しい。それが難しい状況だとしても、苦しさ以上のものを掲げて、それを力にして、生きて欲しいです。