宗教にとどまる理由

以前、長年エホバの証人として活動されていた年配のかたに、「エホバの証人として長い間、信仰を保つことは困難だったと思います。大変でしたね。」と伝えたところ、「今さら、他のどこに行き場所があるの?ここにいることが、一番いいだけなんですよ。」と返事が返ってきました。熱い信仰心を持って返答されると思いましたので少し驚きましたが、人間味があり、裏心の無い言葉を聞けてよかったと思います。それから、彼女はしばらく経ってから亡くなりました。

宗教を始めるのことにも理由はありますが、組織に留まっている理由も必ずあります。

行き場がないのかもしれません。
死ぬのが怖いかたもいました。
楽園では病気も無く、老いも無く、永遠に生きられます。
亡くなった家族に会いたいと、懸命にエホバの組織に留まっておられるかたもいます。
何か強い後悔が理由かもしれません。
今度こそは、家族、家庭を大事にしようと、楽園の生活を待ち望むかたもいます。

宗教を続けることには様々な理由があるので、誰がどうこうしても無理です。病気を治すのと同じです。病者が治りたいと能動的に生き方や考え方を変えない限り、何も変化は起きません。

ですがら、他者を変えるよりも自分から変わっていくことをすすめています。宗教の問題も人間関係の問題も病気の問題も、自分がどれだけ変わることができるかが鍵となります。