自分自身にもいえることですが、弱さや感情を見せないように強がる方は、現代社会では多いのかなと思います。
では、どうして強がりなのかと考えてみると、やはり、親が関係してきます。
親を悲しませたくない。
困らせたくない。
強いところを見せたい。
いい子なところを見せてあげたいなど。
子どもは親のためなら自分自身を消したり、封じたり、装ったりと、本来の自分の姿を変えていくのです。
強がりだけではなく、何かしらの特質が強調される場合、そして、それをやっていることで苦しさを感じてしまう場合は、親が関係していることがとても大きいので、親のためにその特質を出しているのではないかと、そういう視点で一度考えてみてください。
そして、その特質を、誰かのためにそうしているのではなく、自分発信にすることがよいと思います。自分自身が納得のいく状態でその特質を出しているのなら、生きづらさも生じてくることはないですし、時には誰かに甘えることも必要だと自覚することもできます。