検診は長生きにつながらない?!

最近、ある公共施設に行ったところそこで検診が行われていました。今、ほとんどの方が当たり前のように検診に行かれますが、検診をすることで本当に健康でいられるのでしょうか。

欧米では検診を受けた方が長生きするのかどうか、臨床試験がたくさん行われているそうです。そして研究の結果、検診を受けても長生きにはつながっていなかったそうです。

フィンランドの研究では15年かけて行われた調査もあり、健診を受け医者の指導を受けたほうが、死亡、心臓死、自殺すべてにおいて増えました。こういう調査をどんどん受けて欧米は健診をやらなくなったわけですが、このような職場健診を法律で義務付けられているのは世界で日本だけだそうです。

単純に考えてもこれだけ検査する国なのですが、病人は増えるばかりで、がんの死亡数は先進国の中で日本だけ増加しています。米国は減っています。

検診はすればするほど病気が見つかってしまい病人になってしまいます。それほど大したことがなくても病気にさせられ、知らないうちに医療のマーケットの波に乗せられ流されてしまいます。

検診に行って病名をもらって薬代を払うのなら、少し身体のことを考えて食事の質を変えるようそちらにお金を使った方が何倍も幸せだと思います。1人ひとりが医療につながらなければ医療費も使われなくなり、税金もそんなに必要ではなくなるのではないでしょうか。

消費税が上がって困るのなら、私たちそれぞれが行動しなければ何も改善されないのです。