児童相談所問題に全く関心のないこの国と日本人

児童相談所は、虐待を受けている子どもたちを安全に保護してくれている、そういう組織なのだと誰でもそう思っていますが、実はかなりやりたい放題なシステムの中で、子どもたちを精神薬の薬漬けにさせているという現実があります。児童相談所とは、子どもを助けるためのシステムではなく、子どもの能力を奪う、可能性や将来を奪う、劣化させるシステムなのです。

週刊 東洋経済

医師・弁護士らが児童相談所被害の実態を報告

「一時保護」1人につき30~40万円が、国から支給されるそうです。予算請求した分を使い切らないと、翌年から予算削減されてしまう。だから恣意的(しいてき)な一時保護や保護の延長が行われたりする。

お金が絡んでいるので、保護するために必死なのです。でも、児童相談所はいいイメージでしかないですよね。聞いた話では、ひどい虐待を受けている家族には親とのコンタクトが面倒なので関与せず、なるべく訴えることができない弱者、母子家庭、生活保護者など弱い立場の家庭の子どもを児相に拉致するそうです。

児童相談所問題 内海聡 船瀬俊介

こういうニュースは、ほとんど私たちの生活の話題にはならないのが現実です。とても大きなニュースであり、子どものためになっていない、薬漬けにしているのなら尚その罪は大きいのではないのでしょうか。向精神薬は服用し続ければ、日に日に身体が重くなり、思うように動くことができず、いつも不安を抱え、思考の働きも悪くなり廃人になっていく。選択のできない子どもに、小さな身体の成長段階の子どもに、このような薬を投与するのが当たり前の、児童相談所のシステムが変わることを願うばかりです。

まずは1人でも多くこの問題に関心を持っていただきたい。それが問題解決に向けた一歩ではないでしょうか。

子どもに虐待してしまう理由も、カウンセリングをしていくと原因がわかりますので、1人で悩まずにご相談くださいね。