私のうつの治し方

私のうつは、自分のこころと向き合った時に治っていきました。

うつは「心の病」といわれていますが、そう言われているのなら尚更、精神と向き合う必要があるのではないでしょうか。精神と向き合わずして本当に薬で解決するのでしょうか。向精神薬で精神疾患は治っていくのでしょうか。

私も薬で治ると思っていました。きっと自分に合う薬が現れると思い、それをずっと待っていました。でも、治らなかった。うつの治し方が間違っていました。

10年間、心療内科に通い、薬を服用し、でも何も変わらず、からだやこころの状態は益々悪くなるばかりで、自殺未遂にまで及びました。

10年間、自分の目の前にある問題に向き合おうとしませんでした。問題と向き合うことをせずに心が疲弊していきました。薬という簡単な方法で治そうとしました。こころ、精神、問題と向き合うのが恐怖だったと思います。10年経ってやっと自分の心、精神、問題、根本の原因に向き合うことができたのです。そして、薬を断薬しました。うつは治りました。

それぞれのうつの治し方があると思います。住む場所を変えたら治った方もおられると思いますし、いろいろな方法があっていいと思います。ただ1つ言えることは、向精神薬を飲んでいる方が本当の意味で治っておらず、ずっと薬を飲み続けておられる現実と、自死されている方の多くが向精神薬を服用していたという現実と、この日本の向精神薬の消費はトップクラスであり、精神病床数はダントツ世界一という、そういう危機的な日本の現状だということです。

こういう状況を見ると、本当に薬で解決されてきたのでしょうか?そういう疑問が残るばかりです。

「精神病床数」が世界一レベルに多い日本の異様

https://toyokeizai.net/articles/-/325075