友人に「好き嫌いがはっきりしている」といわれたことがあります。
人はどうしても相性というものがあり、合う合わないがありますが、自分ではそれほどはっきりしていないのではないかと思っていました。
そして、私よりも友人のほうが「好き嫌いがはっきりしている」と、そのとき思いました。きっとそばにいるので、似たもの同士なのでしょう。笑
どちらにしても、発したことばは自分に返ってくる。そう思うことはよくあります。
その使うことばは、自分の感じているものから作られたことばなので、当然といえば当然です。「好き嫌いがはっきりしている」というものを意識していない人にとっては、あまり思いにもあがらず、ことばにもならないことでしょう。
私は「ぐだぐだといわずさっさとやればいい」と思うことがありますが、一番ぐだぐだいうのは自分です。
あなたにもきっと癖になっていることばやフレーズがあると思います。それはあなたの深層心理の感情にふれるからこそ、ことばになっている。
結局は、ことばより行動になるんですよね。誰かのことをあれこれいうよりも、家族や友人のことの欠点ばかりをぐだぐだいうよりも、自分の考え方や生き方に変化が起きれば、問題は解決したりもするし、相手の言動にもいちいち反応しなくなります。
人間関係の原因の根源は、自分の内にある。