地球少女アルジュナ

2001年、テレビ東京で放送されたテレビアニメ、地球少女アルジュナ。
現代の抱えている社会問題、遺伝子組み換え、原子力、放射性廃棄物、薬、農業、様々な問題を取り上げて、見る側に考えさせるとても奥深いアニメです。そして、このアニメが17年も前に放送されたということがすごい! 当時、どれほどの人が観たのだろうか。平均視聴率3.8%。今ならもっと観てくれる人が多いのではと思いました。

後半の章のテレサのセリフでこんな言葉がありました。

「この星の問題を解決するなんて難しいことじゃない。私たち1人ひとりが本当に必要なものは何かって、心の底から気づくことさえできれば」

「便利なものに囲まれて手放すのが怖くなって、何が大切か分からなくなっている」

とても深い言葉です。私も、テレサの言葉の通り、全ての人が現状を知りよく考え、自然や自分の身体の力を信じて、人間が生み出したものに依存し過ぎなければ、多くの問題は問題ではなくなるのではと思います。人間の身体には治っていく力があります。土壌や自然、地球、全て同じだと思うのです。アニメだとまた観やすいと思うので、多くの方に観ていただければと思います。