人は親を反面教師にしても必ず親と同じことをしてしまう

人は親を反面教師にしても必ず親と同じことをしてしまう

親のここが嫌だった。

という人はかなりいるのではないでしょうか。そして、それを反面教師とし、そうはならないよう子育てをするのではないでしょうか。

今まで精神分析をしてきて思ったことは、親を反面教師になどできない。必ず親と同じように子どもを育て、教育していきます。違う形で同じことをしていたりもします。

あなたが幼少時に寂しい時間を過ごしていたのなら、あなたが親になった時、子どものそばにいたとしても、やはり寂しい思いをさせています。

あなたが虐待を受けたとして、我が子に手をあげないとしても、なにかしらの虐待をしていたりもします。無視も虐待であり、子どもが不都合を感じているのも虐待であり、真の意味で子どもに向き合っていないことも虐待なのです。

親と同じことをしているという「自覚」を持つことが大事であり、意識することでしか対策はありません。これが人の心のシステムであり、呪縛でもあるからです。誰一人として逃れられないシステム。

子どもを本当の意味で子どもらしく、個性を消さないよう育てていくには、自分自身が常に「毒親」という認識、自覚を持つこと。子どもと地球を汚したり、苦しめているのが、大人たちであることを自覚することです。その自覚ができた時に、この日本という国の若者の死因一位が「自殺」という悲しい状態はなくなっていきます。

発達障害の障害の本当の意味は障害ではない

発達障害の障害の本当の意味は障害ではない

障害と聞くと一生改善不能だというイメージを持たれる方がほとんどだと思います。しかし、発達障害の英単語「disorder」は、変調や秩序の乱れ、正常な状態から外れているという「状態」です。

「発達障害のウソ」/米田倫康(著)には、このように書かれていました。

障害物、聴覚障害、身体障害者、発達障害、脳機能障害……これらの言葉にはすべて「障害」という単語が使われていますが、それぞれが意味する内容はすべて異なっています。対応する英語に置き換えると、前から順番にobstacle, impairment, disability, disorder, dysfunctionと、すべて異なる単語になるのです。  医学や障害学の専門家にとっては、これらの言葉の意味を区別することなど初歩的なことかもしれません。しかし、一般の市民はこんな区別など知りません。書籍や報道、行政機関の刊行物などでしばしば「障害」という言葉に出くわしますが、実はその概念に違いがあり、それぞれが別の意味で使われているなどと意識することなどないでしょう。

それぞれの日本語の「障害」という言葉に対応する英単語とその意味を簡単に説明すると次の通りです。  

○障害物 【obstacle】妨げや邪魔となるもの。  
○聴覚障害【impairment】欠損や損傷などによって身体的な機能が失われている状態。(例:事故で両脚を切断した状態)  
○身体障害者【disability】impairmentの結果、物事を遂行するための能力が欠けている状態。(例:両脚切断の結果歩行できない状態)  
○発達障害 【disorder】変調や秩序の乱れ、正常な状態から外れていること。  
○脳機能障害【dysfunction】機能不全のこと。

根本が間違っており、私たちは罠にかかっているとも言えます。

私のうつも「うつ病」ではなく「うつ状態」でした。いろいろな症状が出ていましたが、すべて「状態」であり、病気ではなかったのです。あなたは病気だと病名をつけられてしまうと、そこから洗脳がはじまり、病気なんだと錯覚してしまいます。病名を与えられると一生治らない病気だと、なかなか治らない病気だと錯覚してしまうのです。

発達障害も病気や病名に囚われず、「状態」を意識してみるのがよいと思います。ミネラル不足のためその状態になっていることも多いですし、食事で改善できることもありますし、家庭内の不和によりその「状態」が出ていることもあります。

まずは、自分の捉え方が間違ってはいないかという視点を持ち、調べることをおすすめします。そうして私もうつ病を手放せました。

発達障害のウソ――専門家、製薬会社、マスコミの罪を問う / 米田 倫康 (著)

発達障害にクスリはいらない (子どもの脳と体を守る食事) 内山 葉子 (著), 国光 美佳 (著)

「想像は創造できる」 大西つねきさんの講演会に参加しました!

「想像は創造できる」 大西つねきさんの講演会に参加しました!

1月23日は、大西つねきさんの講演会に参加させていただきました。

講演会の中でつねきさんは、「想像は創造できる」といわれていました。

私も強い意志のもと思い浮かべた事柄は現実になる、創造できると思っています。しかし、多くの方が子どもたちの今と未来、学びや健康について真剣に考えているのに、現状は平穏ではありません。抑圧やきまり事が増え、苦しんでいます。実際にマスクを一日中強いられ呼吸が遮られつらい思いをしています。どうして子どもたちのことを真剣に考えているのに、このようなことになっているのでしょうか。親や大人は、本当は、深層では子どもたちの幸せを願っていないのでしょうか。

今日の参加者の方で教員の方が2名、他にもいたかもしれません。小学校では給食の時間は黙食が常で、これからの子どもたちの成長やメンタルなどもとても心配されていました。若者の自殺も増え心配されていました。そして、早急に何か変えなければという思いが伝わってきました。

参加された方は、変わっていかなければと強く思った方だったのかなと思います。そして、学校や社会や日本や世界を変える前に、自分自身を変えなければというつねきさんのメッセージが一番こころに残りました。

人は変えることはできないけれど、自分自身は今すぐにでも変えられます。

講演会の最後はつねきさんのおすすめの曲(詞)を紹介していただきました。

つねきさんの和訳だそうです。

Man In The Mirror/マイケル・ジャクソン

僕は鏡の中の自分から始めるよ。
鏡の彼に変われと言うんだ。
これより明確なメッセージは他にない。
世の中をより良い場所にしたいなら、
自分自身を見つめ、自分を変えることさ。

http://www.あほうどりのひとりごと.com/article/222675288.html

答えはシンプル。子どもが向精神薬を服用しているのなら、傷つけていることになる

答えはシンプル。子どもが向精神薬を服用しているのなら、傷つけていることになる

私たち大人は、いつも複雑に物事をとらえてしまいます。しかし、答えはシンプル。私がうつだった時、実際に心身ともに傷ついていました。人間関係でも傷ついていたし、向精神薬によっても傷ついていた。

薬とは毒として作用しているだけです。

なにかしら効果があったとしたら、毒として作用しただけであり、なにかしら不都合なことが起きれば、それも毒として作用しただけです。

そして、その毒として作用する「向精神薬」を子どもたちは誰によって服用し始めたのでしょうか。

大人たち、親たちによって服用し始めたのではないでしょうか。

1人で病院には行けない、まだとても小さな幼子でしたら、始まりはやはり大人、親ではないでしょうか。

子どもたちの意思があって。そう答える大人もいますが、子どもは常に、親が喜ぶことをし、親が悲しまない、困らないよう行動、選択をしてしまいます。特に幼い子どもたちは。

どうか、子どもたちの本当の声に耳を傾けてみてください。本当は、飲みたくもない薬を飲んでいますし、本能的に優れているのは子どもたちです。薬を毒と捉えていますし、異物だと直感で捉えています。からだによくないものだと認識しています。

そのような向精神薬を服用し続けているのなら、子どもたちは、自ら傷つきたいと思っています。思考をストップしたい、考えたくないと思っています。そして、傷つけたい、黙っていてほしいと思っているのは大人たちです。そういう認識や自覚が持てた時、その家族や子どもたちには変化が起きます。