自分とは何者でどこを目指しているか

自分とは何者でどこを目指しているか

2008年9月17日にエピックレコードジャパンから発売された、アンジェラ・アキの8作目のシングル
「手紙 〜拝啓 十五の君へ〜」
https://www.youtube.com/watch?v=erGCAu_hFqM

ウィキペディアによると、累計売上枚数は21万枚を超えるヒット曲となったそうです。詩の内容としては、15歳の自分から大人の自分への手紙と、大人になった自分から15歳の自分への手紙という構成になっています。

当時の2008年。大ヒット曲でもあったので誰もがこの歌を知っていて、どこかで曲が流れたら直ぐに口ずさんで歌ったと思います。

でも、私は歌わなかった。

流行りの歌は必ず覚えていたくらい、歌を歌うことはとても好きでした。しかし、「手紙 〜拝啓 十五の君へ〜」は歌わなかった。今、この歌を聞いて歌いたいと思い、当時はどうして歌わなかったのだろうと自分に問いかけています。

詩のフレーズには「自分とは何でどこへ向かうべきか問い続ければみえてくる」とあり、2004年から10年間、うつ病だった私としては、自分という人間が何者なのか知りたくなかったのだと思います。問い続けるとは、自己へ、意識が内面に向かうことにもなりますので、それでは困る自分がいたと思います。うつ病の根本的な原因も、私という人間がどういう人間なのかということも、この先、どこへ向かったらいいのかということも、すべて考えたくない自分がいました。誰かを加害者にして悪者にして、被害者意識の塊でした。

2025年の今。とてもこの曲が気になり、歌詞を読み上げていくと、とても哲学的なことが書かれており、苦難や苦痛や悩み多き人生でも「今を生きる」ことを大事にしたいと思えるような内容です。

そして、信じることができるのは「自分自身」

誰の意見や考え方やアドバイスを聞いても、結局最後は自分で歩むべき道と姿を決定し、その選択や決定に責任をとれる人間でありたいと、勇気づけられる内容でした。

今、15歳の頃や、結婚後うつ病で病んでいった、20代、30代、40代の頃と比べて、納得のいく生き方ができているのは、自分のことを知ることができたからです。強みや弱みや、トラウマや家の伝承や、アダルトチルドレン像や深層心理などを知り、受け入れることができたからです。そういう自分になれるよう背中を押してもらえたものが、相性数秘術や星占いや内海式精神構造分析などです。

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https://morenatural.jp/number/

それぞれのナンバー(5コアナンバーズ)がすべて同じふたり

それぞれのナンバー(5コアナンバーズ)がすべて同じふたり

私は3人兄妹で兄と妹がいます。兄と妹の5コアナンバーズ(ソウルナンバー、パーソナリティーナンバー、ディスティニーナンバー、ライフパスナンバー、マチュリティナンバー)は、それぞれがすべて同じ数字です。

特に重要なナンバー、価値観や本質的な部分となるソウルナンバーは、9。その特性は2人によく表されています。しかし、プラスの特徴とマイナスの特徴と両面をみたとき、強弱はあるように感じられました。

すべてが同じナンバーを持っていながら、その強弱があらわれるのは、名前の周波数であったり、生まれた月の影響だったり、星座の特性だったりと、様々なところで2人には違いがあるからです。年齢の差もあるため育った環境も違ってくるので、幼少に触れてきたものも違い、アダルトチルドレン像も影響してきます。

人に影響を及ぼすものは沢山あり、5コアナンバーズが同じだからといって、同じような人物になることはないと思います。しかし、本質や価値観が同じで、同じ数字のエネルギーの影響を受け、人生においても同じ数字のエネルギーの道を歩んでいるという共通点を持っていると2人が知ったら、それは嬉しいことなのかもしれません。私ならこの世に生まれ出た同志としてとても喜んでしまいます。

母子家庭や様々な理由から、いつの頃からか2人はあまり仲はよくありませんでしたが、今なら仲良くなれるのではないかとも思っています。

そして、すべて同じナンバーを持った2人が私の兄妹という現実も、私が望んだ現実であり、執着があり、9というナンバーの特質に強い執着があるのではないかと思っています。もっと把握できていないエピソードによる執着が隠れているかもしれません。2人の本質はとても優しかったし、私の人生において「優しさ」はとても大きなテーマでした。父親もとても優しい人と聞いていたからです。

5コアナンバーズやソウルナンバーから、自分自身の深い精神にも触れ、様々なことがわかってくる相性数秘術です。

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■相性数秘術ミニセミナー開催日時
12月11日(水)
・午前 10時〜12時
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(1時間15分ほどの講座(計算や数の解釈など)、その後質問タイム)

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【ミニセミナーでお伝えする内容】

・数秘術の歴史と相性数秘術について
・5コアナンバーズについて
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演じることが上手な人形になっていませんか

演じることが上手な人形になっていませんか

内海式精神構造分析ではあらゆる要素を深掘りしていきます。例えば、

承認欲求
転写行為
代償行為
被害者意識
依存心
ジレンマ
フラクタル
アダルトチルドレン像(AC、幼少期に取り入れた精神性、演技の精神性)
メタファー(周波数)
潜在的罪悪感
苦痛の共有
疑似虐待など

歪さ(いびつさ)が家庭内にあるとその歪さ、ゆがみに合わせるように、あらゆる場面で演じていくようになります。そうすると自分がどんな人間だったのか、本来の自分がわからなくなります。それが生きづらさの原因でもあるのです。いつも誰かのために、誰かに合わせ喜んでもらえるよう演じ続けます。喜ばすのではなく困らせて立場や関係性を維持することもあります。

演じることが上手になると、本音を隠してしまいます。そして、自分自身、何を本当は思っているのか、考えているのか、感じているのか、わからなくなってしまいます。周りに合わせ演じることが上手なので、本当の意見や思いは邪魔になってしまいます。そして、その感情は深層心理の奥の奥まで沈んでいく。沈めた感情が出てきては困るのです。

そして、病気や人間関係などで困った状況になったときは、その深層心理へと沈めた感情はなかなか出てこないので、本来の自分が自分でわからず、ますますややこしくなります。負のループは続いてしまい、それが子どもにも影響していきます。

このような状態を上にあげた要素を意識して深掘りしていくのが、内海式精神構造分析です。

複雑に絡まった糸を解いていくように、あらゆる要素を意識して分析し解いていくと、もともとどんな感情を持っていたのか、自分が何者なのか自覚できていきます。ですから内海式精神構造分析はとてもエネルギーを使います。分析者よりも問題に取り組む側の姿勢が問われます。

どれだけ本気でその状態から抜け出したいか。
どれだけ本気で自分の価値観を破壊し、偽りの人形像、仮面を剥がしたいか。

答えを見つけていくのは当事者でなければなりません。

内海式精神構造分析は大変な作業ですが、分析することで誰かのために演じる人形のような人生を歩むのではなく、本来の自分の姿、感情、目標などを持って自分で選択した人生を歩んでいただければと思います。

宗教2世の家庭で育った子どもたちも演じることがとても上手なので、どんなやり方でもいいので、自分が望む生き方ができますように。

宗教二世と表面化しない生きづらさ

宗教二世と表面化しない生きづらさ

今回、プロライター橋本絢子さんとの宗教二世三世の生きづらさというテーマについての対談で、改めて自分自身の特に幼少期の感情に向き合うことができました。まだまだ、自分自身に向き合えていない部分もあり、多くのもの、重たい荷物のようなものを、奥のほうに追いやり、見えないように閉じ込め、感情も封じてきたことが理解できました。

宗教2世の人が生きやすくなるために必要なこと(橋本絢子Ayako Hashimoto YouTubeチャンネル)

動画内では、0歳〜21歳までは、自分らしく生きてきたんじゃないかなと思い、それほど強く生きづらさを感じてはいなかったことを話しました。

しかし、時々、無気力になることもあり、幸せになる罪悪感もあったり、だからこそ自分優先ではなかったり、時には突然涙が出たり、悲しみを隠そうと笑っていることも多かったりと、学生の頃から生きづらさを感じていたことがわかりました。日常で人形を演じたり、思っている感情を封じていたりする自分がいました。本来の自分を表現できず我慢の連続だったと思います。

表面化されない生きづらさを抱えている宗教二世三世の人たちは多いのかもしれません。宗教家庭に限らず、今では、家庭や社会や経済の状態も悪くなり、つらい状況の中で生きている子どもたちは沢山います。

でも、そういう子どもたちに限って本当の気持ちを隠して、よく笑っているようにも見えます。

その状態を認めたくない、不幸な自分を認めたくない、自分が哀れな人になる、そして一番は親が悲しむから。そう感じて自分自身を隠してしまう子どもたちは必ずいます。

そのため、私自身も一番思っていることは表面には出てきていませんでした。生きづらさは表面化しませんでした。生きづらさを感じないよう、必死に日常を過ごしていました。

その後、21歳で結婚し、数年後うつ病になり、やっと感情を症状で表現できたのかもしれません。

病気は必ず心が影響していますし、奥底にある隠した思いが病気を作り出していますので、そうできたことはよかったのかもしれません。表面化しない生きづらさからほんの僅かですが、症状が出ることで表面化してきたと思います。

以前は悲しみや苦しみの感情を押し殺して、無感覚になって、笑っていました。宗教家庭で育ったということをはじめ、性被害や父親の死や母子家庭など、つらい出来事を、その出来事からくる悲しみや寂しさや憤りや苦しみなどの感情を、出さないようにしてきました。感じないようにしてきました。結婚後、出さないようにしてきた感情を少しだけ感じることができ、うつ病という病気を作り出したのではないかと思います。

症状はお知らせのようなもので、自分自身に向けたメッセージでもあります。本当は有り難いものだと思います。しかし、現代の対応では症状は「消す」というのが主流になっています。薬で抑えるというのが現代医学の対策です。せっかくのメッセージを抑え、消してしまうのは愚かな対応です。私も同じことをしてきてしまいました。そして、症状も抑えて封じて消してしまうから、生きづらさをより一層深めてきました。症状をはじめ生きづらさの原因も複雑になりややこしくなっていました。

今回の対談で表面化しない生きづらさも存在することに気づくこともできました。言葉にも想いにもならないような生きづらさは存在します。

あなたの生きづらさはどのような感じでしょうか。

「私は生きづらさなど感じたこともなく、毎日、穏やかに過ごしている。」そう思うかたもいると思います。しかし、すべての人間は必ずアダルトチルドレンであり、何かを演じながら、何かを封じながら生きています。すべての人が少なからず生きづらさを感じているのではないでしょうか。

もし、目の前に問題があるとしたら、表面化されない生きづらさというものが存在するということを、知っていただけたらいいなと思います。そういう視点で生きづらさについて何か考察していただけましたら幸いです。