自分が望む親の像

自分が望む親の像

私がこうありたいという親の理想像は、「子どもが人生で迷ったり、つまづいたり、悲しみや失望を感じたりした時に、安心してそのことを話せる人間でいたい」これが私が心がけている親の姿です。

子どもがおとなになれば、自分で考え、選択はできます。あれこれとアドバイスすることはきっとあまりないと思います。それよりも何でも話せることができる関係性でいたい。そう思い、そう願うのです。

人は最後は自分で選択しなければいけません。でもその道程のなかで、アウトプットは必要なことです。言葉に発することで自分は何を考え、何を思い、何を選ぶのか考えるのだと思います。自分を見つめることができます。自分だけでできる方もおられるでしょう。それでも話すことはよりいっそう自分を知ることができるので、もしかしたら、何かの答えを出す時は、話すということは近道なのかもしれません。

この親の理想像に近づくためには、よいコミュニケーションを常に取っておくこと、抑圧、コントロールしないということ、いくら親であってもそこに上下関係を作らないこと、このことを大事にしています。他にもあると思いますが、特にこの3つを大事にしています。

私の親もコントロールや〇〇しなさいという命令はほとんどなかったので、その点はとても感謝しています。人がコントロールするということは、コントロールされた側は「自分らしさ」を失ってしまうからです。そうしたらもう関係性はすぐに崩れてしまうでしょう。信頼を構築することは難しくなるのです。

LINEからでも、申し込み可能です。

友だち追加

腸もみも湯たんぽ療法も同じメリットとは?

腸もみも湯たんぽ療法も同じメリットとは?

ある中学校の教諭が実践している「湯たんぽ療法」というものがあります。

中学の保健室はいわば、こころが傷ついた駆け込み寺のようなもので怪我をした生徒も来ますが、多くはこころの問題を抱えた子ども達がやってくるそうです。

ある日、男子生徒が保健室にやってきたところ先生は「どうしたの?」と尋ねても何も言おうとしませんでした。

そこで先生は男子生徒をベッドに寝かせぬるま湯を入れた湯たんぽをベッドの中に入れ「お腹に抱いてゆっくりと横になっていなさい」と言われたそうです。

湯たんぽをお腹に抱いて横になってしばらくすると、男子生徒はベッドから起き上がり「先生、実はね」と話し始めたのです。

お腹を温めることでこころの不安が軽くなる。穏やかな気持になって、こころの内を話し始める。

「手当て」という言葉があるように、お腹に手を当てると子どもが安心するように、お腹を温めたり触れたりすることは、こころにも影響することがこのことからもわかります。

腸もみでお腹から温まることもおすすめです。温まるとガードしていたこころもほぐれて隠れていた感情も出てきます。

子どもや家族の気持ちがいまひとつわからない時は、腸もみをしてあげてもいいですね!今まで話さなかったことを話しはじめたら嬉しいですね。