整体師になるまでのここ数年の道のり

整体師になるまでのここ数年の道のり

あっという間の心身楽々堂での整体塾。

思い返せばほとんど死人に近かった私が整体師と名乗れるとは、1番自分がびっくりしています。せっかくなので、ここ数年の出来事を書き残しておきたいと思います。

2014年 
向精神薬断薬成功!でも生きづらくて、苦しくて、禁断症状とも格闘しながら、仕事をこなす日々でした。

2015年
なんか不穏な足音が…..

2016年
娘が「死にません、探さないでください」と一筆残して突然いなくなりました。泣きました。毎日泣きました。1年経っても泣いてました。

2017年
自分の心の問題もあったので、内海先生に相談にDDCに行きました。
診察室に入って最初に相談したことは、
「コミュニケーションが上手になりたいのですが、どうしたらいいでしょうか?」
内海先生「クスッ」と笑ってました。
ですよね。(笑)

でも、真剣に対応してくださり、工藤史惠さんのグループカウンセリングと、キネシオロジーセッションを提案していただきました。
その後、すぐ、個人的に史惠さんにカウンセリングを依頼して、すっきり!
自分の問題は自分の中に答えがあったことがわかりました。

娘とも和解でき、会うことができました!

何かしたい!自分にも何かできるのでは!と思い、セラピー関係でいろいろと探していたら、心身楽々堂の整体塾をされている西田聡先生のことを知りました。すごくいいことを言われていて、思想をもっと勉強したいと思いました。
通信講座を夫経由で学び、1年間の整体塾に入門しました。

2018年
春から整体塾が始まりました。
「私には無理だ!」って思いました。
人に触れるのがとても苦手で、コミュニケーションも苦手だったからです。
でも、なるべく早く、半年後くらいには開業したいと思って入門したので、「無理無理」と思いながらも毎月整体塾に通いました。

同じ頃、工藤史惠さんから「断薬カウンセリングを学んでみない?」と声をかけていただき、ものすごく嬉しくて、学ばさせていただきました。多くの知識を受け取りました。こんな私に声をかけていただき感謝の気持ちでいっぱいです。

整体に通って筋肉に興味が出て、キネシオロジーを学びました。みんな優しい、明るい、楽しい方ばかりで、まだ途中ですが、楽しく学べました。

Webのことも少し学び、そんな時、以前から好きだったブログの方に運良くHPの依頼をすることができました。以前からお会いしたかったので、本当に会えたことにびっくりです!

整体塾に通うほど、迷いも強くなりましたが、人間的に成長もかなりありました。廃人に近かったので、やっと生きてるって思えるようになりました。

こうして、少しずつ成長でき、整体塾に通って半年後、プレ開業ですが、自分のお店を持つことができました。整体師になれました!まだ卒業はしていませんが。

こんな存在感がまったくなく、生命力が弱く、精神的にも弱く、コミュニケーションも下手で、学力も知識もなく、うつ病だったので友人なんて皆無で、これといった取り柄もない人間が、整体師になれました。

これってすごくないですか?

自分主体で動けば、何かが巡ってきます。
そういうエネルギーをこの1年は特に感じました。
自分で自分をはじめて褒めれたと思います。
生きていて本当によかったと思えました。
整体塾に通って今までにない学びを得られました。
自分らしさを取り戻せました。
自分らしく生きることができるようになりました。
私、まだ生きていていいよねって思えるようになりました。
誰かが困っていたら、整体をしてあげて、話しを聞いてあげることができるようになりました。
まだ卒業じゃないですが、あと1ヶ月ありますが、本当に整体を学ばさせていただきありがとうございました。
m(_ _)m

心身楽々堂 整体塾

心身楽々堂 HP

病を「治したい」と、病を「やめたい」の違い

病を「治したい」と、病を「やめたい」の違い

さまざまな病気がありますが、病気を治したいと思って行動すると、治らない方角に向かってしまうかもしれません。私の場合がそうでした。治したいと思っていました。薬で治したいと思って、いろいろな薬を処方され、私も求めてしまい、今度こそはこの薬で治る!と思って飲んでいました。10年間、その繰り返しでした。うつ病を、躁うつ病、自律神経失調症を治そうと、本気で思っていましたが、きっと本気ではなかったのだと、今ならそう言えます。

では、「治そう」ではなく病気を「やめよう」という思いに切り替えるとどうなるでしょうか。それほど薬や治療法に執着しないのかもしれません。実際、私は、「もう、うつ病はやめよう、本当にやめたい!」と思ったら、薬をまず手放していくことが徐々にできて、3ヶ月で完全に手放して、甘えもあまり出さなくなりました。自立していたいと強く思うようになりました。意識が変わったんだと思います。

「病気を治したい」と「病気をやめる」という思いは、目指しているものが違うのかもしれません。きっと違うのでしょう。病気から卒業する時、まず最初の壁となるのは、この「治したい」から「やめたい」という思考になるかが鍵なのです。

他者の欲求を満たしてしまう人

他者の欲求を満たしてしまう人

私のように親から十分な愛を受け取れず、様々な場面で自分の欲求を満たしてもらえなかったアダルトチルドレンは、自分の思いは横に置いてしまい、どうしても他者の欲求を満たすことを先にしてしまいます。他者の思いを満たしてあげることで、自分の承認欲求が満たされるからです。相手を喜ばす事が使命のようになっているのです。他者の喜ぶ顔を見て満足しているのです。

でも、自分の思いはどうなんでしょうか。

自分の思いを多くの方は先に満たします。食べたい物があれば自分の食べたいものを1番に選びますし、見たいテレビがあれば1番に自分の見たい番組を選びます。でも、私のようなアダルトチルドレンで、人の意見に流されてしまう、人の思いを1番にする人は、全て他者の1番が自分の1番になってしまっているのです。自分の思いは横に置いたままで、選択力がほとんどありません。

そうするとどうなるでしょうか?自分で何も選べなくなります。人の意見に流されます。人の意見と違った時、相手の意見に同調するでしょう。かなり危険な状態です。全く自立できておらず、誰かの意見がないと不安にさえなるかもしれません。

私は自分がこういう人間なんだと気づきました。そして自分の思いを1番に選んでいいのだと気づきました。周りの人はみんなそうしてます。でも、本当はなんでもいいのかもしれません。自分が選んだ物が1番なのですから。私は人の意見を大事にし過ぎていました。自分の意見は持ってはいけないと思っていました。自分の思いよりも、他者の思いを先に満たしてあげないといけないと思っていました。だからそれはもうやめようと決意したのです。

私のことを真似なくてもいいのです。自分の意見をまずは大事に、大切にしてください。自分の感情を心の奥底にしまうことなく、出してあげてください。表現してください。自分の感情がなんなのか気づいてあげてください。誰でもない、自分が自分の感情を満たすのです。