あなたは常に目的を達成している

あなたは常に目的を達成している

私がうつだった時、私の目的は達成されていました。

それは、自分自身でうつ状態を作り出し、家族に甘えることができ、やりたくないことは病気を理由に断ることができたという目的です。

完璧な目的達成でした。

それなのに、自分自身がうつを作り出していることにはまったく気づかず、「早く治りたい」と思いながら、治らない薬を飲み、10年通っても治らない病院に通院していました。

治す気が100%なかったのです。

あなたの今の状況は、病気に限らず、あなた自身が作り出しています。

うつ、パニック、不眠、精神疾患、がん、難病、または家族が発達障害、認知症、さまざまな改善のない疾患など、自分の病気に限らず、家族の病気やその困った状況すべてです。

改善なり治していくために取り組むべきことは、「自分自身が作り出している」ということを認め、しっかりと自覚し、認識することです。そして「そんなことはない」と思っている方ほど改善への道は遠のくのです。常に被害者意識が強く、かわいそうな自分でいなくては困るからです。

整体院のあり方について

整体院のあり方について

ひと昔前の整体院でしたら、施術で十分効果はあったのではないでしょうか。

現代では慢性的な病気や難病や癌や精神疾患などが改善されず、多くの方が病気や症状にとらわれ、何年も苦しい日々を暮らしています。

何が以前と違うのでしょうか?

大きな原因は、環境と食です。

空気も水の質もあまりよくなく、口にしている食べ物は、農薬や化学的な添加物で、常に体内には以前では入ってこなかった「毒」を取り込んでいます。

整体くららに来られた方には、根本解決を目指していますので、心地よくなっていただくとともに、症状がよくなってほしいので、誠心誠意施術をおこなっています。

しかし、私にできることは施術とアドバイスだけです。

あとは来院された方が日常で、現代社会の構造や、医療システムや薬の知識、食の見直し、思考の見直し、環境の見直しなど、行動していただかなければ、改善や治癒には向かわないでしょう。

そして、整体くららで一番大事にしていることは、「精神」です。

食や環境などが病気や症状を作り出してもいますが、それは結果であって、一番は、あなた自身が病気を作り出しているということです。

どうして病気を作り出しているのかを調べるのが、整体くららの精神分析法です。

精神分析、カウンセリングで、自分から変わりませんか?

精神分析、カウンセリングで、自分から変わりませんか?

子どもの頃、夜は兄弟で過ごすことが多かったので、テレビはいつもつけていました。寂しさを紛らわすためだったり、人の声を聞いて安心感もあったかもしれません。朝起きて夜寝るまで、寝る時もタイマーをかけて子守唄のようにテレビからの声を聞くくらいテレビ好きでしたが、向精神薬を断薬した時に、テレビからあまりにも多くの間違った情報を得ている、洗脳されていたことを知ってテレビを片づけました。 

カウンセリングや精神分析(精神療法)もこの感覚だと思います。 

自分の今までの生きてきた流れや、家庭環境や家族関係、兄弟関係などを振り返り、自分のどんな感情に蓋をしてきたのか、どんなことを受け取ったのか、受け取らなかったのか、何を演じてきたのかなど、様々なことがわかります。 

そして、何かに気づき、自覚し、認識し、自分の行動や選択が変わってきます。テレビに対する認識が変わり片づけたように。 

精神分析により見たくないものも見るかもしれません。それでも私はうつだったり、モヤモヤしていた自分よりは、過去をしっかり見つめ直し前に進みたかったし、カウンセリングや精神療法をして、かわいそうだった自分や、頑張ってきた自分や、みにくい自分を知ることができて、今の自分が今までの人生の中で一番好きかなって思います。 

そして、もう精神薬に依存することはないです。 

人からコントロールされて変化するのは不自然ですが、自覚、認識して腑に落ちたら、勝手にいろいろなことが自分の内側から変化してきます。

子どもがひきこもりになった時のはなし

子どもがひきこもりになった時のはなし

私の子どもは、高校一年の時、入学して一ヶ月後、不登校になりました。ひきこもりです。

当時は、学校に馴染めないという理由だったので、子どもに原因があり、問題があり、親には何も間違いも問題もないと思い、スクールカウンセラーの勧めでメンタルクリニックにも受診させてしまいました。案の定、精神疾患名がつけられました。(現在では、チェックリストは、ほぼほぼ精神疾患がつくように誘導させられています。)

子どものひきこもりや不登校は、親子問題であり、夫婦問題であり、家族の問題であり、子ども一人だけの問題ではありません。(今思うと、夫婦関係にも、家庭環境にも、親子関係にもすべて問題がありました。そして、当時は気づけていませんでした。)

子どもがひきこもり、不登校になった時、私は「早く学校に行ってほしい」「このままでは社会の流れに取り残されてしまう」「ふつうにふつうの人として生活してほしい」など、すべて体裁を気にしたり、ひきこもっていると私自身が困ってしまうので、早く学校に行ってほしいと思って接していました。

子どもの心は置き去りにして・・・

あの時、もっと子どもの気持ちを最優先にしてあげればよかったなと、もっと何を考えていたのか聞いてあげればよかったなと思いました。それでも、1年間のひきこもりの後半は、なるべく早く学校に行ってほしいという親の気持ちを押し付けることはせずに、接していたと思います。子どもが学校に行きたくなったら行けばいいと。でも、家での仕事はある程度させていたと思います。すべて自由にはせず、家にいるという選択をしているのならば、家の手伝いはするようにさせていました。

極力、抑圧しなかったのがよかったのか、子どもの時間をなるべく取ったことがよかったのか、意思の疎通、会話はできていたのがよかったのか、何がよかったのかはわかりませんが、一年後、学校に戻る選択を子どもがしました。もう一度、入学式からはじめました。

それぞれの家庭のかたちがあるので、私たちのやり方が正解ではありません。それでも、親の気持ちを押し付けないことはとても大事だったと思います。

学校に行きたくない、ひきこもってしまったお子さんがいましたら、「じゃあ、別の方法を探してみる?」と一緒に考えるとよいかもしれません。それは、別の学校に行くのか、学校に行くことを目標にするのではなく、何か別の目標を立てるとか、学校がすべてではないと思いますので、将来設定なり、将来の目標なり、何か一緒に考えられるといいですね。

当人の気持ちが一番大事だということ、ただ子どもが動くのを待つのではなく、一緒に学校に行けない理由やこれからのことを考え、一緒に取り組むことを大切に子どもに接すれば、何かしらの突破口は見つかると思います。ひきこもりや不登校のお子さんの人生なので、子どもの意見を尊重したいですね。