最近、内山葉子さんの「おなかのカビが病気の原因だった」という書籍を読みました。
カビと聞いたら、浴室やパンについたカビを想像しませんか?まさかおなかにもカビがいるのか!とびっくりしましたが、健康な人なら割合は1%前後だそうです。そして腸内細菌との健全なバランスが保たれていれば、それ以上はカビは増えないそうです。
しかし、現代人の食生活、環境によりカビが増えてしまい、様々な症状が出てきています。そして検査をしても何も異常は見られず原因不明とされ、運悪く私のように精神医療にどっぷりと浸かってしまうこともあるのではないでしょうか?自律神経もカビの増殖が原因で乱れるそうです。
この書籍の中ではおなかのカビの現状を知るチェックリストもあり、何が原因なのか、改善策は何なのかも書かれています。
内山葉子先生は腸からの健康づくりに力を入れている方で、遅延型アレルギーの治療にも取り組んでおられる先生です。
これから整腸セラピーを学ばさせていただくのですが、とても勉強になる興味深い本でした。こういう情報をもっと早くに知っていたらよかったなと思うのですが、特に不調をきたしておられる方に、今出ている症状が一体何が原因なのか、1つの要因として読んでいただけたらいいなと思いました。