前に進むしかない

前に進むしかない

「こうなったのも全部親のせいだ」

ある方がそう言っていました。

私も45年生きてきて、色々な経験をしてきました。あの出来事がなければ、あの人さえいなければ、私の闇は誰にも分かるはずがない、そうやっていつも被害者になって可哀想な人を作り出してきたんだと思います。人のせいにして被害者でいられる世界に自分をおいていた。

最近、『この世界の片隅に』というアニメ映画を観ました。主人公のすずに次から次へといろんな問題がおき、最後は不発弾が爆発し、家族を目の前で亡くし、自分の腕も無くなってしまいました。

それでも、悔しくても悲しくても前を見て生きている。そんなところに心を打たれました。

被害者の世界、過去の世界にいては前に進めない。何も変わらない。それでも、でもって言いたくなると思います。起きたことがあまりにもつらく酷いことだと尚更。

それでもなのです。

それでも過去はもう過去にして、別になかったことにしなくていいのです。辛かった、悲しかった、助けて欲しかった、優しくして欲しかった、そういう感情を自分で受容するしかないんです。自分の感情は自分でなんとかするしかないのです。そういう感情があったんだと気づいて受け入れて前に進むしかない。誰かのせいにしていたら、ずっとその起きた出来事の世界にいるだけになってしまう。

つらい経験をされた方はきっともう前に進みたいと思っています。うまく進めない理由を誰かに押しつけるのではなく、前に進む勇気を持って自ら景色を変えない限り何も変わりません。

テレビのない生活

テレビのない生活

テレビを押入れに片付けて3年ほど経ちました。でも、映画とかドラマとか観てます。観たい時にamazonプライムやHuluやGYAOなど利用してネット上で視聴しています。

ある時、「どうしてテレビを使わないの?電磁波とか心配?」って聞かれたのですが、それが理由ではありません。これは2,3年テレビを利用しなくなると自分なりの答えが見つかると思います。私はまず、CMが見たくなかったのでテレビを片付けてしまいました。CMのほとんどが製薬会社の薬の宣伝なので、私には必要ない情報だなと思っています。

3.11の震災の後、流れたCMを覚えているでしょうか。子宮頸がんの定期的な検診を勧めるCM。あのCMを見て子宮頸がんワクチンを接種した方はかなり多いのではないでしょうか。我が家にもワクチン接種のお知らせのハガキが来ました。私は「この子に必要なのかな」と思い、子宮頸がんワクチンのことに調べてみました。そうするとワクチンの否定的なコメントを見つけました。そして我が家では接種しない選択をしました。

テレビにはとても強い力があります。宣伝力です。テレビで言っているからと安心して、信じてしまい、あまり調べようとせず、鵜呑みにしてしまう。何も考えず決定するということはとても危険なことなのです。この国は安全を提供してはいません。自分で調べて考えて選択しない限り絶対の保証はどこにもないのです。

この子宮頸がんワクチンも劇薬指定されたものですが、私がずっと飲んでいた向精神薬も劇薬扱いの薬でした。そういうことを10年間知ることなく飲んでいたのです。

私はテレビに依存してしてしまうと自分の頭で考えるという力が衰えてしまい、誰かに答えを常に求め、自分の考えを持てない、選択できない、そんな人間になってしまうと思いテレビを片付けました。

今の時代、調べればいくらでも情報は出てきます。よい、悪いを調べ、自分の頭で考え、自分なりの答えを出し、その答えに責任を持たなければいけないと思っています。10年間、不必要な向精神薬を飲んでいたのは、私が何1つ調べなかった愚かさであり、私の責任です。そこに気づけたので断薬も早かったと思います。

与えられる情報ではなく、自ら情報を取りに行く、そういう生活を多くの方にして欲しいです。そうしないと特に子どもたちは親の選択で未来が変わってきてしまいます。実際、子宮頸がんワクチンの被害者数はたくさんいます。ぜひ、薬、ワクチン、社会毒、医療、食事法など、テレビの情報ではなく、インターネットや書籍で調べてください。肯定、否定のどちらも読んで、どちらが自分にとって真実か、自分なりの答えを自分で出していただければと思います。