子育てで一番気をつけるべきことは?

子育てで一番気をつけるべきことは?

それは、「子どもをコントロールしない」ということです。

抑圧されたお子さんは、バネを押し続けてしまうと跳ねてどこかに飛んでいってしまうように、いつか自我を持った時に反動が訪れてしまいます。それは、暴力であったり、暴言であったり、無視であったり、家出だったり、様々な行動にあらわれます。

そして、精神的に不調をかかえる方の多くは、幼少時から抑圧された経験がある方たちです。

私たち大人、親は、体裁を気にしてしまいます。子どもの気持ちを本当は最優先しなくてはいけないのに、いつも自分の気持ちや感覚が最優先です。

外で遊んだり、学校に行っている子どもは何も困っていないのに、「静かにしなさい」「迷惑をかけないようにしなさい」「忘れ物をしないようにしなさい」と親である側が困る状況になっていると、子どもの行動をコントロールして、支配して、親の気持ちを満たすために、子どもに指示を与えているのです。

これは、親である私たちの精神が弱かったり、生き方や選択に問題があるということです。発達障害や精神疾患や精神的に不調とされている方に問題はもともとはなく、問題があるように押し付けているのが大人であり、親です。

私たち大人が考え方を改めないと、お子さんの発達障害、精神疾患、精神的な不調はこの先、ますます増えてしまいます。現代は簡単に発達障害のレッテルをはられてしまいますし、偏食だけで発達障害と言われてしまいますし、発達障害バブルなのです。

整体塾の師匠、西田先生とZOOM対談しました。ご視聴いただけましたら幸いです。
https://vimeo.com/447241451/6f88d70d9e

整体塾の師匠の「心整体法・通信講座」リニューアルされました。
https://shin2raku2do.biz/?p=9935

子どものひきこもりについて最近気づいたこと

子どものひきこもりについて最近気づいたこと

2011年、子どもが高校に入学して間もなく、不登校になりました。理由は確か、友達と気が合わないなど。仲のよい友達ができなかったように思えます。

9年経った現在、この理由はまったく無意味な理由だったと気づきました。

今、振り返って私たち親側が気づいたことは、「子どもは常に両親に仲良くなってもらいたくて、なんとかして仲を取り持つことをする」簡単に言えば、子どもは家庭や家族や夫婦の調和を取ろうとする。

まさに、子どもがひきこもったことで共通の問題を夫婦で解決するために協力し合いました。

当時は私もうつ状態であり、うつ病、躁うつ病と診断されており、精神的に不安定で、常に死にたい、この家から逃げたいとそんなことばかり考えていました。

なので、夫婦仲も外側からは良いように見えていたかもしれませんが、まったくそのようなことはなく、家庭内もどこか冷えていたように思えます。

そんな時、子どもは何を感じるのでしょうか?

きっと居心地のよい家庭がいいと思い、なんとかして仲良くさせるのではないでしょうか。

子どものひきこもりは、家庭、家族関係がとても大きく影響していて、ほぼ夫婦関係がよくない、問題を抱えている状態だそうです。

当時はまったくそのことに気づけていませんでした。ひきこもりの問題は、子ども自身の問題であって、私たち親には何も関係していないと思っていました。なんて愚かな思考なのでしょう。紛れもなく子どもはその家庭で育ち成長しているのに・・・本当に反省の毎日です。

1年間のひきこもりのあと、子どもは学校に通いだしました。自分から学校に行くと決意したのです。もしかしたら、その時何か私たち夫婦のかたちが変わったのかもしれません。その後、私は向精神薬を減断薬に取り掛かることを決意しました。心境の変化はあり、それはもしかしたら子どものひきこもりがきっかけとなったのかもしれません。

ひきこもりは、決して子どもだけの問題ではありません。家族の問題です。むしろ夫婦にこそ問題があり、それに気づかせてもらうための出来事かもしれません。

いま一度、ひきこもりのお子さんがおられましたら、病院や薬などで対処せず、家族がみな現実に向き合ってみてください。隠していたものや、見たくないものや、感じたくないものに向き合えば、必ず何か小さいことかもしれませんが、変化は起きるからです。

整体塾の師匠、西田先生とZOOM対談しました。ご視聴いただけましたら幸いです。
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子どものひきこもりは、親が子どもを変えることはできません。変えられるのは親である「自分自身」です。そのための精神分析を整体くららではおすすめしています。

整体塾の師匠とZOOM対談をしました

整体塾の師匠とZOOM対談をしました

整体塾の師匠、西田先生と昨日ZOOM対談いたしました。

私がうつになった時のことや、向精神薬の断薬のきっかけや、整体塾に参加した動機など話させていただきました。

うつだった時は明確な疾病利益がありました。夫に甘えられる、注意を引きつけられる、目の前にある問題を考えなくていい、考えたくない、やりたくないことは病気を使って断れる、わがままが言えるなど。もっとあると思いますし、1つではないです。

最近、振り返って思ったことは、病気を使って反撃や逆襲をしていたのかなとも思えてきました。「何かおしくない?」って感じてはいましたが、その「何」が分からず、言葉にできず、病気を使って体現していたように思えます。必ずその病気には利益が隠れています。

私もうつだった時は本当に苦しく、本当に死にたくて、デメリットしかなかったと当時は思っていましたが、はじめて疾病利益によって自分がうつを作り出していたんだと思えた時に、うつは治っていきました。もうやめようと思い、やめれたのです。薬をやめれたのです。一時間ほどの対談ですが、視聴していただけましたら幸いです。

https://vimeo.com/447241451/6f88d70d9e

うつや精神疾患者を慰めてどれほどの方が完治したでしょうか

うつや精神疾患者を慰めてどれほどの方が完治したでしょうか

私がうつだった時、周りの方は慰めてくれました。優しさや親切さを示してくれました。いつかよくなる、よく頑張っている、自分のできたところを褒めるといいよなど、いろいろと綺麗な言葉で慰めてくれました。でも、何も改善もなく、日々悪くなるばかりで、自殺未遂にまで及びました。

よく、うつや病気の方には優しく接したり、優しい言葉をかけましょうなどと勧められていますが、果たして本当にそれで体調はよくなるのでしょうか?優しさや愛情や慰めでよくなるのでしょうか?今までの選択、考え方、生き方によって今の状態があるのに、何を、どこをよいと言っているのでしょうか。

私が改善、治癒の道に方向転換できた一つのきっかけは、「あなたの今までの生き方が愚かなんです」と叱られたことです。40年と数年生きてきて、はじめて生き方について強く叱られました。叩きのめされました。そして、自分自身もクズだった、カスだった、アホだった、愚かだったと思えたのです。

常に甘えがあり、依存心が強く、自分の身の回りのことは自分でできておらず、自分の感情も感じてあげず、口に出さず、ただ文句だけをいい、自分は間違っていないと思っていたのです。病気だからできないことがあっても仕方ない、病気だから優しくされて当然と病気を盾にしていたのです。人の顔色を伺っていい人を演じてもいました。

甘えや依存だけの問題だけではありません。甘えない選択をしたとしても、うつはよくならないのです。どうして甘えてしまうのか、どうして依存してしまうのか、自分の今までの生き方を振り返り、人生を見つめ直し、その理由を認識、自覚し、心の底からクズだったと腑に落とさなければ、上に這い上がれないのです。自分の愚かなところを見ないと生き方や身体は変わらないのです。陰極まらないと陽とはならないのです。

自己卑下はとてもつらいことかもしれませんが、私はそれほどつらくはなかったです。本当に自分が愚かな生き方をしていたと思えたからです。

私は優しい言葉や慰めは、病気をよくしていくには「毒」だと思っています。優しさや慰めで誰もが救われていたら、この世はとっくに世界平和を達成しているし、病気もこれほど蔓延していないと思います。しかし、そうなっていないのは、その言葉たちが毒である証拠とも言えるのです。