うつの時によくやっていた「寝逃げ」

うつの時によくやっていた「寝逃げ」

うつの薬ははっきり言えば、感じさせなくさせる薬です。特に感情を感じさせない。西洋医学は対症療法であって、症状を抑え込むものであって、感覚を鈍らせるものであるのでそう言えるのだと思います。

そして、私がよくやっていた「寝逃げ行動」つらい時に考えたくないから薬を使って寝ていました。睡眠薬にしても、安定剤にしても、すぐ眠れていたので、感情的につらい時はよくやっていました。本当に愚かな行動でしたが、当時はこれが私にとって一番の身の守りでもありました。

でも、目が覚めればまた感情は感じなければいけません。問題もまた目の前にあらわれます。結局は問題を先送りしているだけです。自分の問題、家族の問題、精神や人生の問題に向き合わなければ何も解決はしません。薬では何も解決はされないのです。精神疾患は特にそう言えます。精神がつらいのに薬で感じなくさせて、いったい何が解決されるのでしょうか?そのつらさの根本が何なのか、それが本当の改善、解決なのではないのでしょうか。

薬というものはどういうものなのか、向精神薬で何が解決できるのか、もう一度考え調べていただきたいです。

向精神薬で本当によくなるのだろうかと悩んでおられる方へ

向精神薬で本当によくなるのだろうかと悩んでおられる方へ

10年間、向精神薬を服用していて、改善した、もしくは100%よくなったと思ったことは一度もありませんでした。でも、他の方法を考えることも一度もありませんでした。代替療法、カウンセリングなどを利用しようとは思わなかったのです。

よくなることを望んではいなかったのです。

10年後、やっと「よくなりたい」「自分の思うように動きたい」「普通の生活がしたい」そう思えるようになった時、目の前に方法論があらわれました。

何事も起きる事柄は必然だと思います。

あなたは何年、同じ方法論を実践していますか?何年そのような状態が続いていますか?何年、薬を飲み続けていますか?

この先、この方法で本当によくなっていくのだろうかと疑問に持たれましたら、どうしたら改善できるのか一緒に考えてみませんか?

自分を可哀想な人にしていませんか?

自分を可哀想な人にしていませんか?

うつなどの不調をかかえておられる方や、何かしらの問題をかかえておられる方で、なかなか改善や進展がない方に共通しているのが、「被害者意識」を持っているというところです。

被害者意識、つまり自分を可哀想な人、悲劇のヒロインにしているということです。当事者はここが一番納得できないのではないのでしょうか。誰しも自分が可愛いですし、自分を守ろうと、自分のプライドや存在を守ろうとするからです。

でも、被害者を意識すればするほど悪者がいなければいけません。悪者のいる世界にいてはいつまで経っても何も改善はないでしょう。ずっと悪者がいることで自分の正しさを主張できるからです。

被害者意識ではなく、問題を改善、解決するのは、自分がその状況を作っていると100%認めるしかありません。そのことが理解、自覚できた時にうつでも病気でも家庭、社会、人間関係の問題は解決、改善されていくのであって、改善が見られない時は、「変わりたくない」ということです。まずは周りに変わってもらいたいということなのです。

問題をかかえておられる方に共通するもう1つは、支配欲、コントロールしたいという欲求が強いという点も知っていてほしいところです。

断薬を考えておられる方へ

断薬を考えておられる方へ

私は向精神薬の断薬を一度、失敗しています。それは別に断薬しようという固い意思があっての行動でもなく、ただなんとなく薬はあまり飲みたくないなという思いから減断薬を始めました。

そして、「心の病に薬はいらない」という内海聡医師の本を知り、からだがベストな状態ではありませんでしたが、本を読み、動画を見て、精神医療、医学、向精神薬が人や社会にとってどんなものかを知ることができました。

そして、強い気持ち、固い意思を持って、「薬をやめたい」とそう思いました。

3ヶ月で断薬しました。

向精神薬は麻薬、覚醒剤となんら変わりはありません。作用機序が同じなのです。実際、服用している時のことを思い出しても異常行動があったり、おかしな状態でした。思考力も落ち、ハイな時もあれば、とてもネガティブになり、今にも死んでしまいそうなほどでした。常に自殺願望があり、イライラし、でも自分は悪くない、自分のことばかりで周りはあまり見えていませんでした。

薬のせいだったのか。

10年間、まったく気づきもせず、疑いもなく生活をしてきました。必ず精神医療、医学、医者が助けてくれる、新しい薬でよくなると期待していました。

向精神薬を断薬したいと思った時、最初にすることは精神医療、医学に対する情報収集です。そして情報を得て、「精神医療、医学とは一体なんなのか」という答えを出すことです。完全な理解を得ない限り、禁断症状にも耐えれないし、もし仮に断薬できたとしても、今度何かの問題があってメンタルが落ちた時に、また、薬に手を出してしまうでしょう。薬ではなく、お金でもギャンブルでも異性でも依存して逃げてしまいます。同じことを繰り返してしまうのです。

向精神薬を断薬しようか悩んでいましたら、まずは、本や動画などで精神医療、医学の情報を得てください。今では情報はたくさんあります。インターネットでも簡単に情報収集できます。そこからがスタートです。

情報収集して何か相談事がありましたら、整体くららにご連絡ください。