振り返ってみると、12月、1月は調子が悪い日があります

振り返ってみると、12月、1月は調子が悪い日があります

12月は、父親が病気で亡くなった月。

1月は、祖母が交通事故で亡くなった月。

うつ病になってから、以前もあったのかもしれませんが、特に冬が調子が悪い日が多かったです。それは、ただ、「寒い」という理由だったと思っていたのですが、内海式の精神分析を学んでみると、これも必然なのかなと思います。

父親も祖母も突然のお別れでした。

そして、まだ、その「死」には向き合えていないのかもしれません。亡くなったという現実を拒絶しているのかもしれません。

そういう推察ができるようになっただけでもいいのかなと思います。

落ち込んでしまう理由や訳のわからない悲しみや苦しみの理由がわかっただけでも、こころは軽くなりました。

私が向精神薬断薬時に意識したことが紹介されているおすすめ動画です

私が向精神薬断薬時に意識したことが紹介されているおすすめ動画です

こちらの動画で解説してくださっています、内海聡医師は、私が向精神薬を断薬する時にお世話になりました東京都御徒町TokyoDDCの医師です。

動画の中ではとても重要なことが話されています。

多くの方は、断薬するときには、「手法」を聞きたがりますが、それよりもとても重要なことがあります。

自己に向き合うことと、精神科医療、医学の完全な理解です。

必ず理由があって、こころが病んでしまったと思います。その時の問題、過去の問題、幼少の問題と、すべて自分自身に関することに向き合う必要があります。

生き方、考え方に向き合う必要があるのです。

その他にも多くの大事な点を紹介していますので、ぜひ、ご視聴くださればと思います。

「想像は創造できる」 大西つねきさんの講演会に参加しました!

「想像は創造できる」 大西つねきさんの講演会に参加しました!

1月23日は、大西つねきさんの講演会に参加させていただきました。

講演会の中でつねきさんは、「想像は創造できる」といわれていました。

私も強い意志のもと思い浮かべた事柄は現実になる、創造できると思っています。しかし、多くの方が子どもたちの今と未来、学びや健康について真剣に考えているのに、現状は平穏ではありません。抑圧やきまり事が増え、苦しんでいます。実際にマスクを一日中強いられ呼吸が遮られつらい思いをしています。どうして子どもたちのことを真剣に考えているのに、このようなことになっているのでしょうか。親や大人は、本当は、深層では子どもたちの幸せを願っていないのでしょうか。

今日の参加者の方で教員の方が2名、他にもいたかもしれません。小学校では給食の時間は黙食が常で、これからの子どもたちの成長やメンタルなどもとても心配されていました。若者の自殺も増え心配されていました。そして、早急に何か変えなければという思いが伝わってきました。

参加された方は、変わっていかなければと強く思った方だったのかなと思います。そして、学校や社会や日本や世界を変える前に、自分自身を変えなければというつねきさんのメッセージが一番こころに残りました。

人は変えることはできないけれど、自分自身は今すぐにでも変えられます。

講演会の最後はつねきさんのおすすめの曲(詞)を紹介していただきました。

つねきさんの和訳だそうです。

Man In The Mirror/マイケル・ジャクソン

僕は鏡の中の自分から始めるよ。
鏡の彼に変われと言うんだ。
これより明確なメッセージは他にない。
世の中をより良い場所にしたいなら、
自分自身を見つめ、自分を変えることさ。

http://www.あほうどりのひとりごと.com/article/222675288.html

怒りや憎しみや恨むことなどは生命の仕組みである

怒りや憎しみや恨むことなどは生命の仕組みである

私たち人間には「怒り、悲しみ、喜び、泣く」というような様々な感情はつきものであり、むしろそれらがなければ人間ではないといえるのではないでしょうか。

最近読みました「初めての上座仏教」(著者アルボムッレ・スマナサーラ長老)には、「智慧」ということばを勉強する必要に迫られていると書かれており、その「智慧」とは、

「ものごとをきちんと正しくありのままに知っている」ということです。つまり、システムをきちんと理解しているという意味です。我々の存在のシステム、生命の仕組みをきちんと知っていること、私はだれですかとか、なぜ生まれたんですかとか、そういうことも含めて生命の仕組み全部をわかっていることです。

とこのように書かれていました。

私は2014年に向精神薬を断薬しましたが、その時にお世話になりました内海医師のクリニックでは、結局は、薬をどのように減らしていくかという「手法」を教えていただいたり、薬の知識のサポートではなく、上記に書きました、「人間の生命のシステム」について深く考えるよう、叱りながら伝えていただきました。

簡単にいうと、「自分自身であれこれとよく考えなさい。」

教えられたことは、ただ、それだけです。

私という人間とは何者なのか。
どうしてうつになったのか。
何によりそうなったのか。
どうしてうつ状態という症状が出たのか。
うつ状態とは一体どんな状態なのか。
「因果応報」について考える。
どんな生活、食事環境だったのか。
その環境からすべては生まれる。

など。減薬断薬中でしたので、頭はあまり働かず、身体全体の震えも生じ、呼吸がうまく取れない状態でもありましたので、向精神薬を服用している時よりも心身ともにとてもつらい状態でしたが、それでも「考えなさい」とそういうことを突きつけられました。当時は「面倒だ」と思ったのですが、今、断薬して8年経って思うことは、あまりにもいろいろなことに、小さなことから大きなものに対し、考えてこなかったと実感しています。考えることを放棄してきました。その結果が「うつ病」です。

私は特に、人のこころのシステム、「こころの働き方」を知っておくことがとても重要であると思います。「こころの働き方」により病気や症状は生まれるからです。家族、夫婦、親子、様々な問題が「こころの働き方」により生まれてきます。それをわかっていないから、認識できていないから益々封じてしまいます。都合が悪いから封じてしまうのです。

病気でも問題でも、それは自分自身から生み出されています。見たいものをただ現実として目の前に現しているだけです。人は自分の見たいものしか見ない。

先ほど考えることがとても重要と書きました。向精神薬を服用していると「考えることができない」という方もいますが、私はできましたし、本当の意味で病気をやめたい、向精神薬をやめたい、問題をなんとかしたいと真剣に思われる方は、考えていく道に進んで行かれるのかなと思います。実際にクライアントを見ていてもそう感じるのです。

考えるきっかけとなる書籍を二つ紹介しますので、ぜひ、お読みいただければと思います。

初めての上座仏教/著者アルボムッレ・スマナサーラ長老

心の絶対法則/著者内海聡