顕在意識と潜在意識

顕在意識と潜在意識

意識には、自分で考え行動することができる「顕在意識」と、自覚できない無意識「潜在意識」があります。

海に浮かんだ氷山の図でよく例えられています。

そして、無意識の領域である「潜在意識」が約9割を占めていると言われています。9割も占めているので、自分が「これは好き!」と思っていても実はとても嫌いだったりします。私の場合、「うつ病を早く治したい!」と長い期間思っていましたが、実は「治っては困る!」と潜在意識の中で思っていたんだと思います。というか絶対そうだと確信しました。実際、幼少時に甘えられなかったので、とても甘えたい願望が強かったです。そして、早くにこころが大人になってしまったので、疲れていました。結婚してからも疲れていました。だから、「休んでいたい!」と潜在的に思っていました。

人は嘘つきです。

実際に発した言葉は真実ではないことが多いです。そのことをわかっているだけで、症状に変化が起きるのかもしれません。私はそういうことがわかり始めた時に、うつ病がうつ病ではなくなりました。別に新しい薬で治った訳ではなく、ただ薬を手放しただけです。

自覚できる意識と、無意識の領域が一致している時は何も症状も出ないと思います。自分の感情に素直に生きているので。顕在意識と潜在意識が矛盾してくると病気になっていくんだと思います。自分の気持ちに反した生き方をしているからです。でも矛盾を見つけ出すのは困難な時もあります。潜在意識さんは表には出てこないのです。

自分の中でどんな矛盾が起きているのか、一緒に考えてみませんか。

自分のことがわかれば楽に生きられる

自分のことがわかれば楽に生きられる

あなたは自分がどういう人間なのかわかっていますか?少し前まで私は自分がどういう人間なのか、全くわかっていませんでした。だからうつ病にもなっていたと思います。自分がどういうタイプで、どういう性格で、どんなことに反応し、どんな思いグセがあるのかがわかれば、対処する方法がわかります。だから自分をまずは知ることが大切なのです。

自分を知ることは何でもいいのです。誰かに「私ってどんな人間だと思う?」と聞いてシェアしてもらってもいいですし、占いでも自分がどんなタイプなのかじゅうぶんわかります。人と会話するだけでも自分が見えてきます。他者は鏡なので。

アイデンティティを持つことはとても重要です。自分軸がしっかりしないと、周りの流れに流されてしまうからです。自分という軸をしっかり持つことで、振り回されることはなく、自分がしっかりあるからこそ、人の目も気にすることがなくなります。すべての人に理解されようとしなくて済みます。理解者はそんなにたくさんいなくてもいいのではないでしょうか。結局自分も誰かを完全に理解することは不可能なのですから。自分が1番の理解者になればいいと思います。

整体くららでは、あなたの思いグセ、あなたは何を連鎖してきたのか、あなたはそもそもどういう人間なのか、知ることのできるカウンセリングを行なっています。

カウンセリング勉強会に参加してきました

カウンセリング勉強会に参加してきました

カウンセリングの師匠、工藤史惠さん主催のカウンセリング勉強会と、「楽イキ!」マスター講座に参加してきました。今回もとても勉強になった2日間でした。

工藤史惠さんのfacebook
工藤史惠さんのブログ

整体くららのカウンセリングの手法は、基本、工藤さんから学んだカウンセリング法を軸に傾聴させていただいています。いつも工藤さんのお話を聞いて思うことは、着眼点が多いこと。クライアントの話す1つひとつの言葉を聞き逃すことなく、しっかりと拾い、質問していく。言葉をとても大切に扱い、聞き取り、矛盾点があったところを見つけて質問する。取り組む姿勢に毎回感心させられます。

まだまだ成長段階ですが、あなたの発する言葉を拾い、考えていきます。からだの症状をはじめ、家族のことや友人のことなど、お悩みがありましたら、一緒に考えてみませんか。あなたの家庭環境、思いグセから解決策を探っていきます。

お問い合わせフォーム

愛と優しさは毒になることもある

愛と優しさは毒になることもある

自分の優しさは、ただの承認欲求の成れの果てです。捨てられたくなくて、嫌われたくなくて、人の為ではではない。自己満足の優しさでした。

最近、自分の優しさは「毒」になることがよくわかる出来事がありました。優しくすればするほど、相手は弱くなっていく。もっと助けてと、話を聞いて欲しいと、迫ってくる。誰かのせいにする。社会のせいにする。弱くなっていく様子がそばにいなくても伝わってきました。

この社会は、愛や優しさがあればとても素晴らしい社会になるとずっと思ってきました。でも、人間は愛や優しさを与えてしまうと、弱くなっていきます。精神薬を服用の方は特にです。依存体質だからです。私はそうでした。今もそうなのかもしれません。

幼少期にしっかりと親に甘えていれば、大人になって甘えを求めません。子どもの頃に甘えることができなかったから、大人になっても甘えてしまうのです。子どものような大人なのです。

こういう大人に愛や優しさを与えてしまうと、益々、依存体質が強くなります。自分で自分のことが世話をできなくなります。自分から何か調べたり、答えを出したり、その答えに責任を持つとか、そんなことができなくなります。

だから、少しの風邪で病院に行くのではないのでしょうか。自分で何とかしようという思考が持てないのです。医師にすがり、医師に答えを出してもらい、何かおかしなことになったら医師を責める。自ら責任を取らない。最初に医師にすがったのは当人なのに。自分で選択したのにそこは責めない。

今の時代、愛や優しさで、本当によい時代になったと言えるのでしょうか。むしろ、試練やあった時代や、少しだけ不便な時代の方が、人々は、家庭は平和だったのかもしれません。そのほうが精神的に強かったと思います。精神科や心療内科などない時代があったのですから。

人は成長する生き物です。成長することは楽しいことではないでしょうか。どうしたら人間は成長するのでしょうか。優しい、愛ある、平和な状態でどれほど人は成長できるのでしょうか。

こういうことを考えてこなかったから、右も左も病人ばかりではないのでしょうか。こういうことを私たち1人ひとりが考えていかない限り、この社会から病人を減らしていくことはできないと思います。