感情を隠していることにさえ気づいていない

感情を隠していることにさえ気づいていない

うつ病と診断される前に、あらゆる症状が出ました。

微熱、心臓の痛み、動機、頭痛、胃痛、関節痛、喉の痛み、喉の違和感、子宮のあたりの痛み、子宮からの出血、耳鳴り、耳の痛み、風邪を年に何回もひく、慢性疲労、食欲不振、花粉症、ほてり、睡眠障害、無気力など。

微熱と心臓の痛みが特に特徴的で、長期的に続いた症状なので今でもよく覚えています。

心臓は東洋医学では喜びの臓器です。そして、恋愛の臓器でもあります。嫉妬という感情も隠れていたりもします。

当時は全くそういう感情が隠れているとは気づいていませんでした。しかし、今なら確実にこれだというのは「嫉妬心」です。夫は母と娘を優先的に大事にしていたと思います。そして、そうしてあげて欲しいと望んだのも、実際にそう声をかけたのも自分自身です。そう言いながらも「嫉妬」していたのです。私に視線が向かなかったことに対して寂しい思いもありました。

嫉妬心。

当時は気づくことができませんでした。ただただわからず苦しい状態でした。そして、心臓が痛み、からだからの声をもらったのだと思います。その声を無視して、心臓が痛いという症状をなんとかしようと専門医にいき、原因がわからず、結果、心療内科にいってしまいました。からだは教えてくれていたのに。

症状はあなたの深層心理、奥底に隠れている感情です。封じている感情です。その感情を出してはいけないとブロックをかけている状態です。

その封じている感情を、ブロックしている感情を出してあげることができるのは、あなた自身です。誰にも何もできないのです。

その感情に気づいてあげてください。心の奥底に押し込めている感情を出してあげてください。せめてそれだけでもしてあげてください。感情もすべて封じていてもいいことはないのだから。

あなたは誰かを助けていませんか

あなたは誰かを助けていませんか

私も過去を振り返ってみると弱い人を常に助けている状態でした。自分自身のほうが弱い人間だというのに。助けてばかりだったので疲弊もしていました。

どうして助けてしまうのか。そう思ったことはありませんか。

一つ考えられる理由は、その助けている人は「親」であったり、「親」「兄弟」に似ている人ではないでしょうか。親が他者を助けている場面をあなたが見ていたら、同じようにしてしまうのが人間の心のシステムです。そして、助けることで承認欲求を満たしていたりもします。助けることで認めてもらえることを望んでいるのです。

私たち人間は、大人になっても親から見たら子どもです。親に愛して欲しいという欲求は常に持っています。そして、どうしたら認めてもらえるのかと常に考えています。いくら毒親だとしても。

助ける場面を自ら作っていることにもなります。

それを続けるのもやめるのも自由であり、選択できるのは「自分自身」です。

私はだいぶ手放すことができたのかなと思います。まずは自分を大切にしていいのだという思いを持つことにしました。そうすることで自分自身の予定でいっぱいになり、むしろ他者ではなく「自分自身」を助けたい、大事にしたいという思いが優先されます。

発達障害の障害の本当の意味は障害ではない

発達障害の障害の本当の意味は障害ではない

障害と聞くと一生改善不能だというイメージを持たれる方がほとんどだと思います。しかし、発達障害の英単語「disorder」は、変調や秩序の乱れ、正常な状態から外れているという「状態」です。

「発達障害のウソ」/米田倫康(著)には、このように書かれていました。

障害物、聴覚障害、身体障害者、発達障害、脳機能障害……これらの言葉にはすべて「障害」という単語が使われていますが、それぞれが意味する内容はすべて異なっています。対応する英語に置き換えると、前から順番にobstacle, impairment, disability, disorder, dysfunctionと、すべて異なる単語になるのです。  医学や障害学の専門家にとっては、これらの言葉の意味を区別することなど初歩的なことかもしれません。しかし、一般の市民はこんな区別など知りません。書籍や報道、行政機関の刊行物などでしばしば「障害」という言葉に出くわしますが、実はその概念に違いがあり、それぞれが別の意味で使われているなどと意識することなどないでしょう。

それぞれの日本語の「障害」という言葉に対応する英単語とその意味を簡単に説明すると次の通りです。  

○障害物 【obstacle】妨げや邪魔となるもの。  
○聴覚障害【impairment】欠損や損傷などによって身体的な機能が失われている状態。(例:事故で両脚を切断した状態)  
○身体障害者【disability】impairmentの結果、物事を遂行するための能力が欠けている状態。(例:両脚切断の結果歩行できない状態)  
○発達障害 【disorder】変調や秩序の乱れ、正常な状態から外れていること。  
○脳機能障害【dysfunction】機能不全のこと。

根本が間違っており、私たちは罠にかかっているとも言えます。

私のうつも「うつ病」ではなく「うつ状態」でした。いろいろな症状が出ていましたが、すべて「状態」であり、病気ではなかったのです。あなたは病気だと病名をつけられてしまうと、そこから洗脳がはじまり、病気なんだと錯覚してしまいます。病名を与えられると一生治らない病気だと、なかなか治らない病気だと錯覚してしまうのです。

発達障害も病気や病名に囚われず、「状態」を意識してみるのがよいと思います。ミネラル不足のためその状態になっていることも多いですし、食事で改善できることもありますし、家庭内の不和によりその「状態」が出ていることもあります。

まずは、自分の捉え方が間違ってはいないかという視点を持ち、調べることをおすすめします。そうして私もうつ病を手放せました。

発達障害のウソ――専門家、製薬会社、マスコミの罪を問う / 米田 倫康 (著)

発達障害にクスリはいらない (子どもの脳と体を守る食事) 内山 葉子 (著), 国光 美佳 (著)

向精神薬を何年飲んでいますか?治していない精神医療の現実

向精神薬を何年飲んでいますか?治していない精神医療の現実

私が一番長く服用していた抗うつ剤は、パキシルです。

添付文書には、

有効性は確認できなかった。
自殺に関するリスクが増加する。

ことが記載されています。

まさに、私のうつは薬では治ってもいなかったし、悪化し、常に自殺企図状態でした。

もしも、精神医療、メンタルクリニック、心療内科などに受診しているようでしたら、3ヶ月〜半年治っていないようでしたら、治療方針も変えるべきです。私はそもそも治療してはいけないと思っています。必ず問題があって心が、精神が病んでしまったのだから。子どもの発達障害は発達に障害があるわけではなく、その状態を見て、あらゆる社会毒を疑うべきです。食事も見直すべきです。

そして、うつ状態、不眠、パニックなど様々な精神の症状が出ているのなら、自分自身の問題、現実問題、過去問題、幼少期のトラウマやエピソードなどに向き合うしか方法はありません。もう行き詰まり、いっぱいいっぱいで精神が病んでしまったのだから、薬ではそれらの問題はなんともならないのです。眠れないのなら眠れない理由が、原因があるはずです。薬は症状は悪化させてしまい、さらに別の症状が出てくるだけです。

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