再スタートは遅いよりは早いほうがよい

再スタートは遅いよりは早いほうがよい

2014年、3ヶ月で向精神薬を断薬し、それから3年間は彷徨っていました。心の立て直しができておらず、何も問題が解決されておらず、薬は断薬できても心はとても苦しかったことを覚えています。

断薬して3年後、信頼のおける医師とカウンセラーに依頼し、自分の内面と心と向き合う作業をしました。今まで気づくことも見ることもしなかった感情に向き合いました。

そして、人生の再スタートができました。

その時、私は45歳でした。

それから整体師、整腸師の勉強をし、からだやこころや栄養など、様々な分野のものを学んできました。でも、いつも考えることは、「もう少し再スタートが早かったらよかったのに」と後悔があるのです。仕方がないことです。私のうつは10年間は必要であり、それを作り出していたのは紛れもなく自分です。

今、あなたがまだそれほど年齢が上ではなく、若い世代でしたら、早く再スタートを歩んでほしいのです。遅いよりかはやっぱり早いほうがいい。記憶力や理解力もいいですし、何か目標ができたら、目標に向かうスピードも若いほうが早いと思います。

もし今、あなたがうつや不眠やパニックや難病や癌やなかなか治らない病気でしたら、まずは自分のこころと向き合うことをおすすめします。

自分と自分の感情と向き合うことはつらいことかもしれません。逃げてしまいたくなるかもしれません。でも、それをしなかったために今の自分があり、今の状況、状態になっていると思います。

病気を治したり、自分を変えていくには、自分と向き合うことが大前提であり、大事な作業です。自分を知らずして変えることはできないからです。他者を変えることはできないからです。そして、そういう方にこそ深層心理分析カウンセリングを受けてほしいと思います。


整体塾の師匠、西田先生とZOOM対談しました。ご視聴いただけましたら幸いです。


https://vimeo.com/447241451/6f88d70d9e

整体塾の師匠の「心整体法・通信講座」リニューアルされました。


https://shin2raku2do.biz/?p=9935

私とパニック

私とパニック

元気だった10代、20代前半は、呼吸困難や混乱を起こすほどのパニックはありませんでしたが、きっと少なからず頭の中がパニックになることはあったのだと思います。突然の出来事が生じれば誰しもあるのかもしれませんが。

ひどくパニック症状が出るようになったのは、やはりうつと診断されて向精神薬を服用してからです。断薬した今も時々ですが、軽いパニックはあらわれます。薬の影響はとても大きいのです。

どうしてパニックになるのか、幼少時からの精神分析、カウンセリングを受けてみて、家庭環境や性格的にもパニックが出ても仕方ないのかなと思いました。

心理的に親が不在な時が多く、いろいろと自分で決定してきた子ども時代と、長女として責任感の強い、というか、しっかりしなくてはいけないという自分への洗脳などが大きな要因だと考えました。

人によっては私とは違うタイプのパニックもあるかもしれません。それでも、パニックを薬を使わずに改善、治癒させていくためには、「どうしてパニックがおきているのか」という根本を見ていく、探していかなければ、なにも解決されないのです。

ずっと蓋をしていても解決されないのです。薬ではなにも解決されないのです。

臭くても、苦しくても、醜くても、その蓋を開けて、幼少時を振り返り、何がパニックの原因なのか調べていかなければいけないのです。

パニックは、理由がわからないから強く症状が出てくると思います。でも、どうしてパニックが出ているのか把握しているのなら、きっとそれほど大きなパニックは出ないのではと考えています。私は自分の根本の原因がわかっていて、パニックになる時にはその理由も把握できているので、それほど混乱もなく、呼吸困難になることもなくなりました。

パニックになる方で、向精神薬を服用されておられる方は、いま一度、向精神薬がどういうものかを調べるとともに、幼少時からの精神分析もおすすめします。

どうしたらいいですか?

どうしたらいいですか?

「どうしたらいいですか?」と、これからのことをどうしたらいいかわからず、他者に聞かれる方がいますが、結局は自分が「どうしたいのか」あなたの気持ちが1番大事で、自分がどうしていきたいのか自分の意思で決めた目標設定が大事です。

きっとその手前で悩みが出て、どうしたらいいんだろうかと迷子になっていると思います。そういう方にこそカウンセリングや精神分析を受けてほしいのです。

カウンセリングや精神分析で自分とはいったい何者なのか、どんなタイプで、どんなことを偽り、何を演じてきたのか、いろいろな自分が見えてきます。置かれた状況や自分の今の立ち位置などもわかってきます。

そこからなんです。

自分がわからずに何を変えられるでしょうか?

自分自身がわからなければ何をどうしていいのかさえわからないのではないでしょうか。私はカウンセリングや精神分析や占いなどを通して自分を知ることができ、自分の選択も変わりました。以前選択してきたものは選択しないことが増えました。

人の意見に合わせることや、嫌だと思ったことは断るとか、いろいろな日々の選択が変わってきたのです。自分の意識や思考が変わり、選択が変わり、自分の感情に偽りなく生きることができるようになりました。いい子ちゃんを演じるのはやめるよう心がけているので、いろいろな場面で楽になりました。以前よりは心の奥底で起きている葛藤がなくなりました。

あなたも自分自身を知って、今までの生きづらい生き方を変えてみませんか?

あなたは常に目的を達成している

あなたは常に目的を達成している

私がうつだった時、私の目的は達成されていました。

それは、自分自身でうつ状態を作り出し、家族に甘えることができ、やりたくないことは病気を理由に断ることができたという目的です。

完璧な目的達成でした。

それなのに、自分自身がうつを作り出していることにはまったく気づかず、「早く治りたい」と思いながら、治らない薬を飲み、10年通っても治らない病院に通院していました。

治す気が100%なかったのです。

あなたの今の状況は、病気に限らず、あなた自身が作り出しています。

うつ、パニック、不眠、精神疾患、がん、難病、または家族が発達障害、認知症、さまざまな改善のない疾患など、自分の病気に限らず、家族の病気やその困った状況すべてです。

改善なり治していくために取り組むべきことは、「自分自身が作り出している」ということを認め、しっかりと自覚し、認識することです。そして「そんなことはない」と思っている方ほど改善への道は遠のくのです。常に被害者意識が強く、かわいそうな自分でいなくては困るからです。