整体院のあり方について

整体院のあり方について

ひと昔前の整体院でしたら、施術で十分効果はあったのではないでしょうか。

現代では慢性的な病気や難病や癌や精神疾患などが改善されず、多くの方が病気や症状にとらわれ、何年も苦しい日々を暮らしています。

何が以前と違うのでしょうか?

大きな原因は、環境と食です。

空気も水の質もあまりよくなく、口にしている食べ物は、農薬や化学的な添加物で、常に体内には以前では入ってこなかった「毒」を取り込んでいます。

整体くららに来られた方には、根本解決を目指していますので、心地よくなっていただくとともに、症状がよくなってほしいので、誠心誠意施術をおこなっています。

しかし、私にできることは施術とアドバイスだけです。

あとは来院された方が日常で、現代社会の構造や、医療システムや薬の知識、食の見直し、思考の見直し、環境の見直しなど、行動していただかなければ、改善や治癒には向かわないでしょう。

そして、整体くららで一番大事にしていることは、「精神」です。

食や環境などが病気や症状を作り出してもいますが、それは結果であって、一番は、あなた自身が病気を作り出しているということです。

どうして病気を作り出しているのかを調べるのが、整体くららの精神分析法です。

精神分析、カウンセリングで、自分から変わりませんか?

精神分析、カウンセリングで、自分から変わりませんか?

子どもの頃、夜は兄弟で過ごすことが多かったので、テレビはいつもつけていました。寂しさを紛らわすためだったり、人の声を聞いて安心感もあったかもしれません。朝起きて夜寝るまで、寝る時もタイマーをかけて子守唄のようにテレビからの声を聞くくらいテレビ好きでしたが、向精神薬を断薬した時に、テレビからあまりにも多くの間違った情報を得ている、洗脳されていたことを知ってテレビを片づけました。 

カウンセリングや精神分析(精神療法)もこの感覚だと思います。 

自分の今までの生きてきた流れや、家庭環境や家族関係、兄弟関係などを振り返り、自分のどんな感情に蓋をしてきたのか、どんなことを受け取ったのか、受け取らなかったのか、何を演じてきたのかなど、様々なことがわかります。 

そして、何かに気づき、自覚し、認識し、自分の行動や選択が変わってきます。テレビに対する認識が変わり片づけたように。 

精神分析により見たくないものも見るかもしれません。それでも私はうつだったり、モヤモヤしていた自分よりは、過去をしっかり見つめ直し前に進みたかったし、カウンセリングや精神療法をして、かわいそうだった自分や、頑張ってきた自分や、みにくい自分を知ることができて、今の自分が今までの人生の中で一番好きかなって思います。 

そして、もう精神薬に依存することはないです。 

人からコントロールされて変化するのは不自然ですが、自覚、認識して腑に落ちたら、勝手にいろいろなことが自分の内側から変化してきます。

あなたは「子どもを生きる」ことができましたか?

あなたは「子どもを生きる」ことができましたか?

今日は、子どもを生きればおとなになれるー「インナーアダルト」の育て方の書籍の一文を紹介したいと思います。まえがきにはこのように書かれていました。

AC(アダルトチルドレン)は、きちんと「子どもを生きる」ことができなかったのです。愛され関心を注いでもらいながら、自分の感情をありのまま受けとめ、自分に必要なことを周囲に要求する、という練習が、子ども時代にできませんでした。ごく小さい頃から手探り状態で、しっかりしたおとなのように振る舞わなければならなかったのです。そのために、自分の感情、自分ののぞみを、引き出し深くしまいこんでしまいました。ですから、自分をいうものがつかめません。

簡単にいえば、「子どもらしく生きてこられなかった」と言えます。

おとなにならざるを得なかった人はたくさんいます。私も早くに母子家庭となったので、母親を困らせたくないという思いから、わがままを言えず、言わず、いろんな感情は心の奥のほうにしまい込んできました。いつしか、それは習慣化され、感情をしまい、自分の本当に感じていることは、言葉に出せなくなっていたのです。

だから、いろんな場面で心は動き、自分の意見はあるはずなのに、それがどんな感情なのかもわからず、自分自身もわからず、何をどうやって改善していけばいいのかもわからず、溜め込み溜め込み、うつになっていったと思います。

うつやあらゆる病気をよくしたいのなら、自分自身の幼少時を振り返ること、どんな感情を出さなくなってしまったのか、何を伝えれなかったのか、何を演じてきたのか、何を転じてきたのか、自分自身を見ていく必要があります。

そうやっていろんな自分を知ることで、はじめて本当のおとなを生きることができ、自立し、思考が変化し、結果、不調がよくなっていくのです。

起立性調節障害についての考察

起立性調節障害についての考察

最近、子どもたちに多い起立性調節障害。定義は、起立時にめまい、動悸、失神などが起きる自律神経の機能失調といわれています。その他の症状としては、疲れやすい、腹痛、吐き気、嘔吐、頭痛、胸痛、食欲不振、朝起きられないなどです。

あなたが当事者もしくは親の立場でしたら、病名ではなく、まずは出ている症状について考えてみてください。

例えば、朝起きれないのなら、起きたくない理由があるのです。それを子どもと一緒に話し合い、考えてみてください。疲れやすいのなら、頑張りすぎてきたのかもしれません。吐き気があるのなら、飲み込みたくない感情が隠れています。もしくは吐くことで栄養が足りない身体になるので、成長したくないのかもしれません。

何にしろ、起立性調節障害は若い子どもに起きているので、ほとんど親子間の問題であると思います。私は100%であると感じています。きっかけがいじめなど学校だったり、友だちだとしてもです。

そこから考えを変えなくては、結局は病名にとらわれてしまい薬で対処するだけになりますし、他者に原因をぶつけてしまい、自分には何も原因はないのだということになり、何も解決されないのです。最後は子どもだけが薬づけとなるだけなのです。

整体くららでは、東洋医学の有名な言葉である「心身一如」を重要視しています。これは心と体はひとつであるという意味です。 不快な症状や問題など本質の原因を、心(精神、思考)と身体(物質)の両面から一緒に探していきます。