断薬を考えておられる方へ

断薬を考えておられる方へ

私は向精神薬の断薬を一度、失敗しています。それは別に断薬しようという固い意思があっての行動でもなく、ただなんとなく薬はあまり飲みたくないなという思いから減断薬を始めました。

そして、「心の病に薬はいらない」という内海聡医師の本を知り、からだがベストな状態ではありませんでしたが、本を読み、動画を見て、精神医療、医学、向精神薬が人や社会にとってどんなものかを知ることができました。

そして、強い気持ち、固い意思を持って、「薬をやめたい」とそう思いました。

3ヶ月で断薬しました。

向精神薬は麻薬、覚醒剤となんら変わりはありません。作用機序が同じなのです。実際、服用している時のことを思い出しても異常行動があったり、おかしな状態でした。思考力も落ち、ハイな時もあれば、とてもネガティブになり、今にも死んでしまいそうなほどでした。常に自殺願望があり、イライラし、でも自分は悪くない、自分のことばかりで周りはあまり見えていませんでした。

薬のせいだったのか。

10年間、まったく気づきもせず、疑いもなく生活をしてきました。必ず精神医療、医学、医者が助けてくれる、新しい薬でよくなると期待していました。

向精神薬を断薬したいと思った時、最初にすることは精神医療、医学に対する情報収集です。そして情報を得て、「精神医療、医学とは一体なんなのか」という答えを出すことです。完全な理解を得ない限り、禁断症状にも耐えれないし、もし仮に断薬できたとしても、今度何かの問題があってメンタルが落ちた時に、また、薬に手を出してしまうでしょう。薬ではなく、お金でもギャンブルでも異性でも依存して逃げてしまいます。同じことを繰り返してしまうのです。

向精神薬を断薬しようか悩んでいましたら、まずは、本や動画などで精神医療、医学の情報を得てください。今では情報はたくさんあります。インターネットでも簡単に情報収集できます。そこからがスタートです。

情報収集して何か相談事がありましたら、整体くららにご連絡ください。

メンタルの不調には外的要因ではなく内的要因をみる

メンタルの不調には外的要因ではなく内的要因をみる

今の社会では、さまざまな圧力によってストレスを抱えることがあるのかもしれませんが、もしかしたらそれはそれほど大きな問題ではないこともあり、問題を大きくしているのが自分であり、ストレスに弱い人間を作り出しているのも自分です。

実際、戦争地域の子ども、または、大人たちは、日本人よりも病人は少ないですし、病院自体も日本のほうがはるかに多く、病気の種類も多く、戦争地域の人々は生きることで精一杯なのです。ストレスに強く、精神が強いのです。

私のうつは、ずっと環境や家族や社会や目の前の問題など、いつもいつも外側ばかり原因を探し、人のせいにしてきました。

だから私のうつは改善がみられなかったのです。

同じ環境にいる人がすべてうつになるのなら、それは大きな原因なのかもしれませんが、実際、家族の中では私だけうつでしたし、メンタルの不調を抱えているのも私だけでした。

外側に原因を探すのではなく、内的要因、つまり自分側に原因があり、問題があり、答えがあり、メンタルの不調やうつ、不眠、パニックをはじめ、自律神経失調症による不調、ガンや難病などさまざまな疾患も、自分から始まっていると考えることが不調を改善する第一歩と言えるでしょう。

ここが精神疾患や病気を抱えておられる方が受け入れられないところであり、改善されない方が多いのも事実です。100年前にこれほどの精神疾患者がいたでしょうか?向精神薬は販売されていたでしょうか?医療費はどうでしょうか?今では知らない間に、向精神薬は内科などでも処方される時代になったのです。

自分から意識的に変わらなければ、何も変わらないのです。精神とからだを立て直す必要もあります。

あなたの症状はあなたの言いたいことを表現してくれている

あなたの症状はあなたの言いたいことを表現してくれている

あなたには言いたいことがあるのではないでしょうか?あったのではないのでしょうか?

でも、その言いたいこと、言いたい言葉は表面的には気づいていないのかもしれません。

言うのをあきらめたのかもしれません。それはもう随分前なのではないのでしょうか?

怒ることをあきらめたのかもしれません。怒り方がわからなかったのかもしれません。悲しむのをあきらめたのかもしれません。もっとこっちを見てよとずっと言えなかったのではないのでしょうか?言ったけど見てもらえず、我慢して、結果あきらめたのかもしれません。喜ぶことすらあきらめた人もいるでしょう。

私たち人間には喜怒哀楽があり、周りの状況に合わせて表現することをあきらめてしまうことがあります。特にそれは幼少時の子どもたちです。

そうやって自己が形成され、思考が形成され、そのままの思考グセが問題を引き起こしてしまうことがあります。

どの感情を出せてこなかったのか、どんな思考グセがあるのか、それだけでも知ると問題の対処の仕方を考えることができるのです。

整体くららのカウンセリング詳細はこちら

https://seitai-kurara.com/counseling

自分を変えたい時、苦しさもあります

自分を変えたい時、苦しさもあります

向精神薬を断薬して今年の春で6年。

「心の病に薬はいらない」という本を読んで、断薬しようと決意して、3ヶ月で断薬しました。でも、楽な道ではありませんでした。

断薬する時は、禁断症状もでますし、家族や薬や医療や医師に依存していた自分の愚かさも直視しなくては前に進めません。もし仮になんとなく断薬できても、自己卑下がなければ、何かのきっかけでメンタルが落ちた時に、また何かに依存してしまいます。

断薬時のつらさ、自己卑下、そしてカウンセリングをしてもらった時はさらに自分自身を知ることができて、それもつらい局面でした。

何もかもわかっていなかったからです。

自分のことさえわかっておらず、抑えていた感情、出せなかった感情などがあったこともわかっていませんでした。

本当の自分を知ることは苦しい作業かもしれません。それをしたくなかったから病気になったり、うつや不眠やパニックやあらゆる症状を出していたのでしょう。

でも、いつか知りたい時はくると思います。それはもう病気をやめたいと思った時かもしれませんし、目の前の問題に向き合う勇気が持てたからなのかもしれません。

その時は、整体くららにお越しください。

変わることは当事者にしかできませんが、変わりたい時にどう変わっていいのか迷子になる時もあります。思考の整理整頓をさせていただけたらと思っております。